内容説明
本書では、アメリカ合衆国におけるフェア・ユースの考え方を説明するとともに、最も具体的な情報として裁判例を紹介し、日本版フェア・ユースの行方を見きわめる。
目次
序章 日本版フェア・ユース導入の動き(フェア・ユース規定へのニーズ;日本政府における検討 ほか)
第1章 フェア・ユースの法理(フェア・ユースの法理の成立;フェア・ユースの法理の適用方法)
第2章 非営利的使用の範囲(タイム・シフティング;プレイス・シフティングないしメディア・シフティング ほか)
第3章 トランスフォーマティブ・ユースの範囲(報道目的での使用;研究目的での使用 ほか)
第4章 単なる商業的・営利的使用の範囲(単なる私的複製;単なる二次的著作物の作成 ほか)
著者等紹介
山本隆司[ヤマモトタカシ]
弁護士(第一東京弁護士会所属)。ニューヨーク州弁護士。1978東京大学法学部卒業。1978‐1983旭化成工業株式会社(企画管理部勤務)。1988‐弁護士登録。1992コロンビア大学ロースクール(法学修士)修了。1995‐インフォテック法律事務所(旧:丹宗山本法律事務所)設立。文化庁・著作権審議会専門委員(現:文化審議会著作権分科会専門委員)
奥邨弘司[オクムラコウジ]
神奈川大学経営学部准教授。1991京都大学法学部卒業。1991‐2004電機メーカーに法務担当として勤務(1997‐1998ハーバード・ロースクール留学LL.M.課程修了)(1998‐1999同ロースクール東アジア法研究所客員研究員)。2004神奈川大学経営学部助教授。2007同准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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