内容説明
最初期から晩年までの発言のなかから、最良のものを収集・収録した決定版発言集。自著に込めた真意の解説、メディア論、音楽/オペラ/パフォーマンス批評、政治と文化、現代社会における知識人の役割―。20世紀を代表する批評家の知られざる姿がここに。
目次
第1部 パフォーマンスと批評(始まりの現象;西洋の陰で;重なりあう領域―世界、テクスト、批評家;公的生活と文学理論の交差点;批評、文化、パフォーマンス;批評と政治術;野生の蘭とトロツキー;文化と帝国主義;『オリエンタリズム』とそれ以後;ふたつの文化のはざまで;民族の権利と文学;言語、歴史、知の生産;ずっと授業で学んできた)
著者等紹介
サイード,エドワード・W.[サイード,エドワードW.][Said,Edward W.]
1935年11月1日、英国委任統治下のエルサレムで、カイロを本拠地とするプロテスタント実業家の家に生まれる。カイロのヴィクトリア・カレッジに学んだあと渡米、プリンストン大学卒業(文学士)、ハーヴァード大学修了(文学修士、文学博士)後、コロンビア大学で比較文学・英文学教授を務める。2003年9月25日ニューヨーク市で死去。享年67歳
大橋洋一[オオハシヨウイチ]
1953年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は英文学、批評理論
三浦玲一[ミウラレイイチ]
1965年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科博士課程単位取得満期退学。一橋大学大学院言語社会研究科助教授。専門はアメリカ文学、ポストモダニズム
坂野由紀子[バンノユキコ]
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。成蹊大学法学部助教授。専門は英文学
河野真太郎[コウノシンタロウ]
1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。京都ノートルダム女子大学人間文化学部講師。専門は英文学、批評理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬弐仟縁
∃.狂茶党