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内容説明
獣人の国・扶桑の皇子で医師でもある桜弥は、両国の友好のため大国アルシェールに招かれ、留学時代にルームメイトだった王太子ウィリアムと十年ぶりに再会する。かつて恋人だと勘違いしていた時と変わらない、自分が特別だと思わせる彼の優しさに忘れたはずの恋心が疼き苦しさを感じていた。ある日、狼獣人ゆえに嗅覚が鋭い桜弥はウィリアムの甥ルイの病ににおいで気づくが、ウィリアムしか信じてくれず…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
20
人間の治める宗主国王太子×獣人国第七皇子。攻の国は何となく英国を想像させる雰囲気でパブリックスクールに留学中に出会い恋人同士になるが、すれ違ってしまった二人の10年ぶりの再会愛。遊ばれたと思った受が消極的になるのは分かるが、攻は10年音沙汰ナシって連絡さぼり過ぎじゃないでしょうか?ルイ君への投薬が失敗しても自分の命だけで片が付くと思っていた配慮のなさを攻めが叱ってくれたのは良かったけど、被差別者が冷たく対応されたら思い詰めても仕方ないかと思うので、侍医が自分たちを信用していないと憤るのは違和感が残った。2022/09/15
にゃん
2
★★★☆☆2023/07/25