ＣＨＯＣＯＬＡＴ ＢＵＮＫＯ 殴らないでください

名倉 和希【著】

心交社（2013/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 252p／高さ 15cm
• 商品コード 9784778115081
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

空手師範の父に極端に男らしく育てられた木嶋龍紀は、変な男を引き寄せる自分の女顔が大嫌いだ。それなのに取引先の若社長・向坂史郎は龍紀の顔をきれいだと褒め、犬のように懐いてくる。もしやこいつは軽蔑すべきゲイなのかと警戒した矢先、向坂に告白された龍紀は立場も忘れて彼を殴り飛ばしてしまった。そのことを黙っている代わりにと向坂が出してきた条件は、育ちのいい彼らしく無害なものだったのだが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きょん]

キッパリ断られて殴られてもあきらめない攻めって、個人的にはちょっと迷惑だと思うんだけど、受はデートに応じてる辺り既に絆されてるんですよね。登場人物が其々一応社会常識を持ってる人達なので、読んでて安心感はありました。

2013/08/19

[諏訪 聖]

ガタイが良くてかっこいいはずなのに可愛い攻めが好き。個人的な育ちのいい男の人のイメージそのままでとても良いキャラだった。受は過去の経験だからか攻めにツンツンし過ぎだけどそのツンっぷりが攻めのキャラを引き立たせてると思います。もっと早めにラブラブしてほしかったけど楽しく読めました。

2013/08/15

[Yucca]

★★★☆☆：優男風社長×女顔営業マン。空手道場の息子である龍紀は営業先の社長、史郎から求愛され、返り討ちにしてしまう。しかしそれに懲りずにアプローチしてくる史郎に龍紀は絆されて…というお話。うーん、面白かったけど、攻めがやたら殴られてて気の毒だった。受けの籠絡具合は、あの暴れ馬っぽい性格から、もっとすったもんだするんだと思ったら案外、あっさり。でも自ら縛ってくれ発言はウケた（＾＾）父親との確執も解決せぬまま終わったのが、微妙。色々引っかかるけど、読了できた。BO。

2017/04/05

[とも*]

コメディとして読めば面白いのかも？？？ 若社長向坂ははっきり言って勘違い野郎で酔って迫るとかどうなのかと… まあ素直に殴られるとか潔い所はあるかもしれないけれど愛情の押し売りしているようでイマイチ話にのれなかったかな。 最初から殴らない様に縛れとかあり？ 龍紀しか目に入ってない感とか嫁に合格かと聞くのには笑ったけれど。 脇の幼馴染で強面の俊二の方がいい男だったよね。

2014/01/31

[りんご☆]

読了

2016/05/12