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出版社内容情報
万博とはなにか? 万博に未来はあるか?
2025年の万博開催が決まり、これから本格的な準備作業がはじまります。
今後多方面で議論が展開され、種々の関係者もうなぎ上りに増えていきます。
しかし、こうした状況にあって、「万博とはなにか」「これからの万博に必要なことはなにか」といった基本情報が足りていないのが現状です。
万博を肯定するにせよ否定するにせよ、あるいは25年万博を推進するにしろ批判するにしろ、まずは万博を俯瞰的な視座から一望して冷静に〓現在地〓を見極めることが必要であり、その際に力になるのは大局的でフェアな万博史観です。
本書は、これから万博に関わろうとする人や万博をもっと知りたいという人の需要に応えるもので、万博研究の第一人者である著者が、万博の歴史を俯瞰しながら本質と課題をわかりやすく整理するとともに、21世紀の万博を考えるうえで大切なことはなにかを解説します。
目次
第1章 人々はなぜ万博に熱狂したのか?(大阪万博という「事件」;“未来”というスペクタクル ほか)
第2章 熱狂はなぜ冷めていったのか?(大阪万博以降に起きたこと;「万国博覧会」というメカニズム ほか)
第3章 万博はなにを遺すのか?(遺伝子に書き込まれていること;万博のレガシーとはなにか ほか)
第4章 万博にはなにが求められているのか?(なぜGAFAは見向きもしないのか?;21世紀の情報感覚 ほか)
終章 21世紀の万博を望む7つのビューポイント(万博への認識をめぐる世代間ギャップを忘れない;現状路線が唯一の道と前提しない ほか)
著者等紹介
平野暁臣[ヒラノアキオミ]
空間メディアプロデューサー。現代芸術研究所代表取締役。岡本太郎記念館館長。1959年生まれ。大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。博覧会にも豊富な実績があり、万博の日本館(92年セビリア、同ジェノバ、93年大田、98年リスボンなど)を5回にわたってプロデュース。国内博の経験も豊富で、94年三重・まつり博、96年佐賀・炎博など5つの地方博・25のパビリオンの制作に携わった。実務者として博覧会制作に関する著作・論文を数多く著しているほか、85年つくば万博以降のすべての万博を実地調査してきた万博研究の第一人者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひだり
テルヒオ・ラモス
よねよね