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手塚治虫デッサン集

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784778032401
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0079

出版社内容情報

マンガの神様のバックボーンが明らかになる

本来は表に出ないデッサン原稿を集成したオリジナル編集の画集。収録するのは(1)マンガ・キャラクター下書き、(2)アニメ・キャラクター設定、(3)マスコットキャラクター下書きの3種。マンガ・キャラクター下書きは、キャラクターを決めるための試作。本書には「火の鳥」「アドルフに告ぐ」などのキャラクターが登場。また、アニメ・キャラクター設定は、アニメーターが原画や動画を描くための、ベースになるもの。本書には、1963年1月から1966年12月までフジテレビ系で放映された日本初の長編テレビアニメ「鉄腕アトム」の中から抜粋して収録する。マスコットキャラクター下書きは、博覧会や企業のイメージを代表するもので、手塚治虫は多くのマスコットキャラクターを生み出している。いずれも基本的に鉛筆で描かれたもので、中には、手塚治虫が思いついたままいきなり墨汁を使ってペンで描いたものもある。

手塚 治虫[テヅカ オサム]
著・文・その他

森 晴路[モリハルジ]
監修

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

16
本来、世には出ないものが作者の死後に出版されることがある。文学者の書簡などは、その手の類いのもっともたる例だ。手塚治虫は単行本にする際、連載時の原稿に大幅に手を加えることで知られている。プロとして納得できるものしか世には出さないという徹底した姿勢がそこからは窺える。そんな手塚も、その死後、改稿前の雑誌掲載時の原稿が刊行されるケースが続いた。その流れは本書のような、漫画が作品になる前のスケッチ画、つまりはデッサンを出版するにまで至る。生前の手塚なら、決して許可しなかった企画だろう。(つづく)2013/06/06

zeroset

1
 手塚によるキャラクター案などの素描集。他の本に収録されている物を除けば、その多くが散逸してしまっているとのことで、貴重な資料であるには違いないものの、一冊の本としては少々まとまりの無いものになってしまっている。個人的に興味深かったのは写楽保介の初期案で、犬のような容貌の眼鏡少年と、実際のデザインと大幅に違う。後から三つ目を加えたようなデッサンもあるので、初めは三つ目という設定は無かったのだろうか。個人的には初期案のデザインでの活躍も見てみたかった。 2018/03/28

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