内容説明
本書では、万年筆の復権を願い、万年筆という文化を支え、そして万年筆とともに人生を歩んできたひとたちの現在の記録を集大成している。万年筆画家の古山浩一氏が、彼ら「万年筆の達人」たちの声に丹念に耳を傾け、そこで出会った万年筆を描き、私たちに万年筆という道具の魅力を熱く伝えてくれる。
目次
「万年筆の達人」が愛する万年筆たち
万年筆の各部の名称
万年筆のおもなインク吸入機構
万年筆専門店フルハルター、そして森山スペシャルとの出会い―フルハルター・森山信彦さん
鳥取で作り出される魅惑のオーダーメイド万年筆―万年筆博士・山本雅明さん・田中晴美さん
万年筆、激動の60年を見続けてきた東京・神田の金ペン堂―金ペン堂・古矢健一さん
万年筆が日本を変える!東京・青山の画期的なペンブティック―書斎館・赤堀正俊さん
東京・銀座一丁目に佇むヴィンテージ万年筆の聖地―ユーロボックス・藤井栄蔵さん
三代で店を守り続ける東京下町の若い万年筆職人―川窪万年筆店・川窪克実さん
激動の万年筆人生を送ってきた東北・仙台の老舗万年筆専門店―大橋堂・植原榮一さん〔ほか〕
著者等紹介
古山浩一[フルヤマコウイチ]
1955年東京生まれ。画家。万年筆を使って独特の世界観を描き続ける。筑波大学大学院芸術専攻修了。1986年上野の森美術館大賞展・佳作賞。1991年日仏現代美術展・大賞。1994年日仏現代美術展・エコールナショナルシュペリオールデボザール賞第一席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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