目次
第1章 嗚呼、ミニカーな人生(トミカな日々;ミニカーの買い時 ほか)
第2章 ネットオークションが消費を変える(ネットオークション利用術)
第3章 ミニカーが語る世界経済(主産地の変遷;中国という工場 ほか)
第4章 イタリアに学べ
森永卓郎撮りおろし B宝館ダイジェスト
著者等紹介
森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁、三井情報開発を経て、’91年に三和総合研究所(現UFJ総合研究所)入社。現在、同社経済・社会政策部主席研究員。シンクタンク研究員のほか、テレビ朝日系ニュースステーションコメンテーターなどテレビ、ラジオなどでも活躍。ミニカーのほか、グリコのおまけ、コーラの空き缶、有名人の名刺などのB級グッズコレクターとしても有名
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラグエル
2
おっと、そういう難しい話ばかりじゃなく、ミニカーコレクションの写真も、(カラーだし)並べるテーマが変わっていて、見ていて楽しいっ。表紙以上にポップな感じ。たまに開いて見ていたくなる。ナイスセレクトだ。2011/06/06
ラグエル
2
「イタリアのモノ作りのすばらしいところは、完成を最優先にするところである。…感性の表現に関わらないところは積極的にIT投資を進めている。そのかわり、自分たちの感性に関わる部分は絶対に他国に任せない」「そんなイタリア型を目指そうと言っているのだけれど、…目指す人が少ない」2004年の段階でこうだった。もう遅いかもしれない。日本人はこの数年で、感性を葬っているかもしれない。たとえイタリアミニカーに惚れていたとはいえ、卓見だったと思う。息子に与えたトミカの日本製、中国製、ベトナム製を見て、納得する。2011/06/06
Starr Stream
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自分のミニカーコレクションのトリガーになった本。幼い頃に買い与えられたミニカーの価値が上がっていたり、実車だけでなくミニカーも資産になり得るというのが面白い。結局の所、ビンテージデニム市場で大戦モデルが最高峰とされるように、製造年数の少なさがものを言う世界 2024/02/24
tosh
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ミニカーコレクターとしても知られる森永卓郎の 自身のミニカーコレクションの歴史と現状と将来分析。早くから始めてるから今としてはすごい資産です。それを上回るのは北原照久さん。 誰もやらないことを早く手掛けて時代が追いつく、というパターンですね。羨ましい。2021/10/31