内容説明
耽美、官能、情念…“神話”に託されたものとは―。「ギリシャ・ローマ神話」「北欧神話」「ケルト神話」の神話画を紹介。
目次
第1章 ギリシャ・ローマ神話―神々の系譜(ギリシャ・ローマ神話の成立;ティタン12神の誕生とウラノスの失墜 ほか)
第2章 ギリシャ・ローマ神話―神々の恋(黄金の雨に姿を変えたゼウスと交わるダナエ;雲に変身したゼウスに愛された悲運の美女イオ ほか)
第3章 ギリシャ・ローマ神話―英雄と重要キャラクター(天馬ペガソスに乗って活躍する英雄ペルセウス;勇敢で怪力の持ち主英雄ヘラクレス ほか)
第4章 トロイ戦争とホメロスの世界(ホメロスの2大叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』;トロイ戦争の発端 ほか)
第5章 北欧神話とケルト神話の世界(北欧神話の成立;北欧神話の世界観 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
8
北欧神話の本を読み、絵が見たいよね、と思い図書館本。北欧神話はおまけくらいの量だったけど、まあ楽しめた。やはりカタカナって罪深い。マーベルの映画では「ソー」。この本では「トール」、前の本ではたしか「ソール」。別人かと思ってしまう。「Thor」と書いておくれ、とも思ったけど、それは日本神話の神様をアルファベットで書いて欲しいと言ってるような物か、と思い止まる。難しいー。2021/09/18
けせらせら
5
ギリシャ・ローマ神話 トロイ戦争とホメロス 北欧神話とケルト神話 の世界について絵画で紹介。 見開き2ページで一つのテーマ、絵画も見やすいサイズでわかりやすい。 図書館本だが、購入して手元に置きたい。2023/10/10
takakomama
3
「ギリシャ・ローマ神話」「北欧神話」「ケルト神話」の神話画を紹介。オールカラーの絵画が綺麗です。好色のゼウスをはじめ、ギリシャ・ローマ神話の神々の恋愛は入り乱れています。2023/03/08
有機物ちゃん
3
子供の頃から神話が好きでなんとなく物語の流れを覚えてても解説が飛び飛びでちょっと混乱しました。それでも絵は迫力があってすごく綺麗!神話の本の副読本みたいな感じかも。ギリシャ神話、北欧神話、ケルト神話とあって楽しめました2021/11/14
おいりー
2
ギリシャ・ローマ神話を天地創造から絵画とともに分かりやすく説明する。まずウラノス、クロノスの時代があって残り大半がゼウスの時代のお話。だいたいの出来事にゼウスの好色かヘラの嫉妬が関わっていると考えれば俯瞰して神話を俯瞰することが出来るだろうか。活字の神話はそれ単体で読むには単なる出来事の羅列で退屈だが、本書を読むことで理解しやすくなるかもしれない。2023/08/14