内容説明
なんだか怪しい…。なんだか怖い…。でも、けっこう親切で役に立つ。妖怪さんと柴犬さん。日本に昔からいる柴犬さんが、素敵な妖怪さんの世界をご案内。
目次
アマビエ(アマビコ;くたべ)
出世猫(御空猫)
送り提灯火
座敷童子
犬にしか見えない妖怪さんたち その1(釣り天狗;米米坊主;ぶらさがり犬)
銭神
迷い家
人面樹
瓶長
獏
犬にしか見えない妖怪さんたち その2(毛太郎;お触り犬;布団番長)
尾裂
瓢箪小僧
黒仏
はらだし
犬にしか見えない妖怪さんたち その3(はぐはぐさん;青草侍;姉妹茸)
倉坊主(隅坊主;納戸婆)
送り犬
著者等紹介
影山直美[カゲヤマナオミ]
埼玉県の郊外に生まれる。結婚後に神奈川県藤沢市に移住し、柴犬との生活を始める。目下、日本犬雑誌『Shi‐Ba“シーバ”』(奇数月29日発売)にてイラストや4コマ漫画を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
22
作者は50代くらいかな?ときおり、昔ながらの懐かしい風景のエピソードが垣間見えて、ほっこりする。わんこと、妖怪に対する眼差しが愛しさにあふれている。知ってる妖怪も多かったけど、「諸説によっては怖い面もある」妖怪を、あくまで優しい存在として描いているのが好感。わんこあるあるネタを、新種の妖怪のせいとするあれこれも面白かった(笑)2021/10/28
くさてる
14
柴犬さんのことは初めて知りましたが、なんとも愛らしい柴犬と妖怪が紹介された楽しい一冊です。アマビエをはじめとする古来からの妖怪のほか、柴犬にまつわる創作妖怪(?)の紹介もあったりして、とても可愛らしい。ユーモアもあって楽しく読みました。2021/01/30
ユウティ
5
こういう優しい、楽しい妖怪モノはいいね〜。『江戸時代の絵師たちがしていたように、私も自分なりの解釈や想像を加えて描いてみました』というまえがきが好き。そんな思いがにじみ出しているような素敵な、そしてとっても可愛い本だった。2021/07/07
みのにゃー
4
影山さんが描く柴犬さんは可愛い。妖怪もまた可愛い。幸せをよぶ妖怪がこんなにいたとは知らなかった。座敷童とアマビエさんくらい。影山さんの妄想の妖怪も面白い。2023/01/27
おかず
2
犬にも霊感の強さ弱さってありそう ゆるかわ妖怪2020/12/13