目次
序章 書いたものだけが残る
第1章 アウトプットの質と量が大事
第2章 より愚かなほうを選ぶ
第3章 うだうだしていてもエントロピーが増すだけ
第4章 Be wise!(賢くあれ!)
第5章 領を〓む
第6章 「から」をとるか「み」をとるか
第7章 知力を啓く
第8章 人間から何を取ったら人間でなくなるか
著者等紹介
織田哲司[オダテツジ]
1965年(昭和40年)京都市生まれ。文学博士。上智大学大学院ならびにロンドン大学大学院修了。現在、明治大学教授。2009年から2010年までドイツ・ミュンスター大学客員研究員
下永裕基[シモナガユウキ]
1974年(昭和49年)兵庫県生まれ。明治大学准教授。専門は中世英文学、英語史。上智大学文学部英文学科卒業、同大学院英米文学専攻博士後期課程満期退学。オクスフォード大学キャンピオン・ホールに客員研究生として留学
江藤裕之[エトウヒロユキ]
1963年(昭和38年)福岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。同大学院にて社会学、英米文学の修士課程を修了後、ジョージタウン大学に留学。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tamami
23
本書の主人公とも言うべき渡部昇一先生は、『知的生活の方法』(講談社現代新書)の著者として知られ、その刊行以来先生の言われる「知的生活」に憧れ、読書生活や生き方そのものにも影響を受けた人は少なくないのではないか。本書は、渡部先生が長く教鞭を執られた上智大学文学部出身の教え子が中心となり、学生時代に身近に接した恩師の振る舞いや内外に多端であった戦後日本において、渡部先生が文科の国、日本に対してもたらした多くの事績について、エッセイや対談といった形で記している。本書は、数百冊に上ると言われる渡部先生の著作の中→2020/08/19
Go Extreme
1
15万冊以上もの蔵書 理科:人間の基盤 文科:精神的な基盤 アウトプットの質と量が大切 自然科学的な原理はつねに前進・進歩 人間の精神面を陶冶・深め・楽しむ文科的な態度→持続可能な社会 プラトン:人形遊びの女の子 アリストテレス:機械玩具をこわす男の子 アナリシス アナリシスとアナロジー ギリシャ・ローマ:余暇・閑暇が人間の望ましい状態・否定形が労働 祈りかつ働け 書痴 アド・フォンテス インテレクチュアル・知 2割の部分は地面の下・8割が地上に繁茂 根のない葉はすぐ枯れる 懶惰 縦軸の精神性・横軸の世界2020/08/31