内容説明
幻となった甲子園…かつてない夏に球児たちは何を考え、何を残したのか?「打倒私学」を掲げ、甲子園出場を目標にしていた公立校野球部員たち。“特別な夏”を乗り越えた彼らが描く6つの成長ストーリー。
目次
都立小山台高校(東京都)―全員で前を向き「甲子園の心」を求めて結束
市立仙台商業高校(宮城県)―100代目のチームへ渡したバトン
県立西尾東高校(愛知県)―選手のための野球をするいつもと変わらない夏
県立相模原高校(神奈川県)―強豪私立を倒すには「束になって戦え!」
府立大冠高校(大阪府)―落ち込んだ甲子園中止と3年生全員で勝つ決意
県立上尾高校(埼玉県)―野球部の伝統とプライドを継承
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
athnete10
1
所謂強豪校ではなく、成果を出している公立高校が2020年シーズンをどのように過ごしたか・日頃の取り組みはどのようなものかを紹介している。自分の通っていた高校も部活動の環境は下の下だったが、この本を読んでやりようはいくらでもあったんだなと反省。環境が云々と言う前に、まずは今ある環境でどこまで出来るかすら考えもしないやつは結局どんな環境でもうまくいくはずがない。高校生の自分に百回読ませたくなる本だった。2021/02/05
日々是好日
0
コロナで 甲子園という目標がなくなるが、仲間と共に 野球を愛し、 戦った高校球児たちの姿に感動した。 大変な中だからこそ 仲間への 感謝の思いが さらに強くなっていく 。恵まれない 環境の中で 諦めずに 最後まで 戦った 彼らは 本当に素晴らしいと思うし 、これから人生の中で 大きな 困難苦難が襲ってきても それを乗り越える 力となるだろう 。やっぱり 高校野球は 最高だ。2021/02/22