内容説明
「風呼車」―羽根が回ると風を起こす、不思議な植物を栽培する村の少女は…!?「砂浜のドクロ」―浜辺から掘り出したドクロが、いきなりしゃべり出した!「神の椅子」―通販でつい買ってしまった椅子に座っていたのは…!?「母の手」―壁一面から手が生えている奇妙なアトリエを訪ねると…!?etc.―心が温まる物語で、3分間の小旅行!イヤな気分が吹き飛ぶショートストーリー21編!
著者等紹介
小狐裕介[コギツネユウスケ]
小説家。2017年『ショートショートの宝箱』に「ふしぎな駄菓子屋」が掲載され作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fabi@第一芸人文芸部
5
毎日小学生新聞で連載中の『よしもと読書クラブ』で紹介した一冊。 優しい気持ちにさせてくれる不思議なお話が21編。オススメです! 詳しくは↓↓ https://mainichi.jp/maisho/articles/20250111/kei/00s/00s/004000c2024/12/08
コウママ
3
図書館YAコーナー。タイトルどおり、サッと読める短編でほっこりするオチがついています。2024/07/30
カオルオ
3
こんな作家さんもおられるのですね。氏のことは先に読んだ『未来製作所』で知りました。長編を書き上げるのは大変な作業だと思いますが、短編は短編(こちらはまた特にショート!)でまた難しいのだろうなと思いました。何を“書かないか”、は、何を“書くか”、と等しく難しいと言われてみたり・・・!? 2021/12/05
ニノちゃんが大好き
2
ブックウォーカーで電子書籍を購入し、読みました。電子書籍で長編を読むのが苦手なのですが、ショートショートだと読みやすく、サクサクと最後まで読み終えました。ほっこり、じんわり、短い物語の中にもストーリーがあって面白かったです。また読み返したいです。母の手、実際にあったら最初はビックリしそうだけど、試してみたいです。小学生の頃に作ってもらった手羽先の煮物を再現してもらいたいなー。2025/06/13
siomin
0
短編小説集。確かに心が温まる作品がありますが、家族にかかわるものが多めですかね。ルビが多いので小学生あたりもターゲットなんでしょうが、子が巣立った老夫婦のはなしとかを、小学生が実感できるのかなとちょっと心配。2024/10/05
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- 和書
- 老父よ、帰れ