出版社内容情報
本書は、Arduinoマイコンを用いたロボット製作の入門書です。
高専3年生で行なっている「マイコンを用いたロボット制作」の実験内容をベースに、
「初めてハンダ付けをする人」や「ロボットを作ってみたい人」を対象として、加筆しました。
「マイコン」「電子回路製作」の基本から始めて、スマートフォンで操作可能な「リモコン
ロボット」、そして自律走行可能な「ライントレース・ロボット」の制作までを扱っています。
ロボットの1つ1つのシンプルな技術要素を積み上げ、組み合わせていくことにより
完成する、高度な動作を体験してください。
内容説明
「Arduino」(アルドゥイーノ)は、電子工作でよく使われているマイコンボードです。ソフトの開発環境が用意されており、オプションの「シールド基板」によってさまざまな機能を追加できるのが特徴です。本書では、「モータ制御」「Bluetooth通信」「ライントレース」などの、さまざまな「シールド」を自作しながら、「Arduino」で制御するロボットの作り方を学んでいきます。
目次
第1章 「Arduino」を使ってみよう
第2章 「テスト・シールド」の作製
第3章 「テスト・シールド」を用いたArduinoプログラム
第4章 モータドライブ回路
第5章 Bluetoothによるリモコン操作ロボット
第6章 「ライントレース・ロボット」の製作
著者等紹介
米田知晃[ヨネダトモアキ]
理学博士。1969年大阪府大阪市生まれ。現在、イオン散乱などの放射線計測を専門分野としているが、近年はマイコンや各種センサなどを利用したセンサ応用技術の研究に加え、マイコンと電子回路などのものづくり教育に取り組んでいる
荒川正和[アラカワマサカズ]
工学博士。1966年大阪府寝屋川市生まれ。現在、半導体の物理現象に関するコンピュータシミュレーションを専門分野としながらも、趣味の音楽が高じてコンピュータを用いた音声信号処理などにも取り組んでいる。仕事柄、物理・数学・工学などの分野に関する入門教育にも興味があり、体験や実践を重視した教育手法を日々試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。