出版社内容情報
電子工作を初めて挑戦する人にすれば、マイコンを使ってプログラミングするようなものは敷居が高く、「これは無理だ」となりがちです。
しかし、電子工作の中には、「モーターに電源をつないで回す」だけのものや、「LEDに抵抗を入れて電源につないで点灯させる」ような、誰にでもすぐにできるものもあります。
本書の中には、電子工作の基本で、はじめて電子工作をやってみようという人にはぜひ身に付けてほしい知識である、「各種電子部品の「直列つなぎ」や「並列つなぎ」の違い」なども載せています。
さらに、「ライントレース・カー」や「リニア・アクチュエータ」など、電子回路だけを使った例も紹介し、マイコンを使った例では、「PIC」という安価で種類も豊富なパーツを使った、「クリスマスツリー用LEDテープ」や「ソーラー発電・充電制御」などを紹介しています。
簡単なものから始めて、徐々にレベルを上げていけば、難しいプログラミングを使った電子工作にもきっと挑戦していけます。
内容説明
「簡単な工作」から「役立つ知識」まで!
目次
第1章 「検知」する工作(黒い線をたどって走る「ライントレース・カー」;「ホールIC」を使った回転計(rpm計) ほか)
第2章 「動かす」工作(ネオジム磁石とコイルを使った「リニア・アクチュエータ」を作る;120mm電源用DCファンを使った扇風機 ほか)
第3章 「コントロール」する工作(PICを使った「RGB‐LEDテープ」点灯;25曲内蔵メロディIC「HK326‐2」を使った演奏 ほか)
第4章 実際に電子回路を作るには(回路図を実際に組み立てる方法は大きく3つ;「回路図」と「実際の回路」の違い)
著者等紹介
神田民太郎[カンダミンタロウ]
1960年5月生まれ、宮城県出身。長くプログラミング教育に携わり、現在は小学生対象のプログラミング講座なども手掛ける。電子工作では、あまり世の中に出回っていないものを作ることに日々挑戦している。趣味は、国内旅行、キャンピング、エレクトーン演奏、料理、コーヒー焙煎、日曜大工(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。