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Linuxカーネル「ソースコード」を読み解く

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  • サイズ B5判/ページ数 191p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777519866
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

出版社内容情報

本書では、「アプリケーション」および「ライブラリ」が、どのようにして「Linuxカーネル」の機能を活用しているかに着目して、「アプリケーション」から「カーネル」までの「ソース・コード」をみていくことで「Linuxカーネル」の実装を学んでいきます。

内容説明

「Linuxカーネル」はとにかく機能が豊富すぎて、学ぼうとしても、どこから手を付けてよいか分からないものです。また、「Linuxカーネル」のすべてを理解している人は存在せず、各人の得意分野に特化して、「Linuxカーネル」を理解していると考えられます。そのため、何らかの目標を設定してから、「Linuxカーネル」のソース・コードを読み進めるようにしないと、発散してしまい、学習はうまくいきません。そこで、本書では、「アプリケーション」および「ライブラリ」が、どのようにして「Linuxカーネル」の機能を活用しているかに着目して、「アプリケーション」から「カーネル」までの「ソース・コード」を見ていくことで、「Linuxカーネル」の実装を学んでいきます。

目次

第1章 イントロダクション(対象読者;対象とする読者スキル;対象ディストリビューション)
第2章 「ソース・コード」読解のコツ(「ソース・コード」の入手方法;「ソース・コード」の参照方法;「ソース・コード」読解の進め方;「ソース・コード」を読みやすくする;プログラムの動作をトレースする)
第3章 システム・コール(「カーネル」の「ソース・コード」;「システム・コール」の概要;「システム・コール」の実装)
第4章 「Linux」基本機能の学習(BusyBox;ファイル・システム;FIFO)

著者等紹介

平田豊[ヒラタユタカ]
1976年兵庫県生まれ。2001年から市販書籍執筆を開始し、主にプログラミング関連の本が多い。2004年からオープンソース開発(Tera Term)を立ち上げ、10年以上に渡りプロジェクトを継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ガラスボー

0
Linuxカーネルを読み進めていく上でのコツを教えてくれる本。 ざっくりと読破した。エディタの使い方のようなかなり基礎的な内容も含まれていて、丁寧すぎるくらいの部分もある一方、雑でわかりにくいところもちらほら。とはいえ、カーネルリーディングの役にはたちそう(実際にカーネルをきちんと読んだことはあまりないので、今度ちゃんと読もう)2017/04/10

ハンギ

0
Linuxのカーネルを順を追って読もうとするもの。最初はfedoraのダウンロードとインストールをWindowsの仮想空間を使って行う。それから、アプリケーション、ライブラリのコードを読んで、次はカーネル、最後にBusyBoxという、組み込みでよく使うという、Linuxのアプリケーションを扱う。印象的にはあまり、Linuxカーネルは出てこなく、どうすればコードを解読できるようになるか、といったような、やり方を教えてくれる本です。これで2300円は安いかも。シリアルポート接続は便利そうと思いました。2017/04/08

yshigeru

0
コードリーディングにはコードを書くのとはまた違った技術が必要だ。本書はLinuxのソースコードの入手方法から、コードリーディングのツール、読むコツについて述べている。自分は本書に書いてあるような技術を習得するのにも結構な時間を費やしたように思う。もっと早く、駆け出しの頃にこういう本があればよかったのにと思った。2017/01/06

すし

0
linuxのfedoraを使ってアプリケーションがシステムコールからカーネルを呼び出す流れに着目してlinuxカーネルのコードを読み解いていく内容となっています。普段はサーバとしてawsのfargateを使っているためなかなかカーネルに触れることはないの、ソースコードの入手方法や動作のトレース方法など知らないことが沢山あり学びになりました。2019/11/10

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