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内容説明
「μITRON」は、「組み込み用」、つまり、通信制御、機器制御などのシステムを構築するための「リアルタイムOS」です。メモリや処理能力が小規模なシステムであっても充分な性能を発揮できることから普及が進み、「デジタル機器」「家電製品」「自動車」などの分野では“業界標準”となっています。本書は、これから仕事などで「μITRON」を扱う人に、「μITRON」を使ったソフトの実装設計と、C言語によるプログラム開発を詳しく解説しています。
目次
第1部 「μITRON」のチュートリアル(「μITRON」の概要;「架空のコンピュータ」のハードウェア;プログラミング・チュートリアル)
第2部 「μITRONカーネル」の実装設計入門(プログラマーから見たコンピュータモデル;「マルチタスク」の動作モデル;「MyKernel」の実装設計)
著者等紹介
佐々木芳[ササキカオリ]
1955年生まれ。長野県出身。1974年長野県立上田高等学校卒業。1979年東京工業大学理学部物理学科卒業。同年に(株)精工舎へ入社し、事務機事業部開発課に配属。8086とiRMX86を使った科学技術計算用コンピュータの開発に携わる。同事業部は、TRON協議会、その後のTRON協会に参加。1989年に退社。その後は、通信関連(PBX、PIAF、携帯基地局シミュレータなど)の組み込みシステム開発、WindowsでMFCを使ったアプリケーションの開発、WindowsNTのドライバ開発、FreeBSDのドライバ開発などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。