内容説明
犯罪プロファイラーのFBIエージェントのヴィーゴとウィルは少しずつ包囲網を狭めていくが、あざ笑うかのように裏をかくグレン。さらに、逃走中にグレンが新聞記者に「4つ目の犯罪は俺じゃない」と話したことが、7年前の事件に新たな展開を生む。ウィルとヴィーゴは真実を求めて再調査を始め、あり得ない事実が浮かび上がる。そして小休止したかに見えたグレンの魔の手が、遂にロビンに…。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
米カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作『ザ・プレイ』『ザ・ハント』『ザ・キル』(集英社文庫)でデビューし、またたく間にベストセラー作家に。現在は5児の母でカリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
49
【シリーズ1作目】上巻の冒頭から物語はスロースタートだったのが下巻に入ってから徐々にスピードアップ。FBIからプロファイラーが捜査に加わったにもかかわらず犯人はその上を行くかのように捜査陣は翻弄される。いよいよヒロインの前に姿を現した時はハラハラドキドキがMAXに。サスペンスだけではなくロマンスも得意とする作者だけにラストにはホッとさせてくれる。最後にはシリーズ2作目の内容がチラッとあるのも嬉しい。2022/12/03
坂城 弥生
3
なんだか不穏な感じで終わったなぁ。2015/03/24
あつぼう
2
ここまで簡単にFBIや警察の捜査網をかいくぐる事が出来るグレンの狡猾さにも驚くけど、裏を返せば、それだけ捜査網に穴があるって事ですよね。実際にはこれほど裏をかかれる事はないと思うけど命を狙われる立場からすると少しのミスが命取りになりますからね。逃走中の犯人から命を狙われるって毎日が苦痛で恐怖と背中合わせやけどロビンは強かったです。自分がこの立場やったら負けてるはずです。ラストには他の逃走犯の話が出て来るので次に繋がるんでしょうね。この人の小説は横の繋がりがあるから好きです。2009/11/19
erie
0
四人目の殺害に関して、かなり意外な展開。あまりにも犯人が異常2010/07/11
こえん
0
…意外な方がお亡くなりに。7年越しのH/Hの片はついたけど、色々持ち越されてるものの行く先が気になる。2009/05/03