内容説明
SONY創業者が語る、今こそ家庭に取り戻したい「心の教育」とは。実業家であるとともに25年以上にわたり幼児教育を研究してきた著者の“教育改革”提案。
目次
1章 方向を忘れた日本の教育―このままでは、日本の子どもは不幸になるだけ(いまの教育では、幸福な子どもは育たない;教育現場で忘れ去られた“二本の柱”とは;日本の子どもたちは、“貧しい心”しか持てない ほか)
2章 教育の真の目的とは何か―今こそ取りもどしたい「心の教育」(戦前の教育も、戦後の教育も失敗ではなかった;明治の教育がすぐれた業績を残せた理由;儒教という心の教育があったから、科学教育もスムーズにできた ほか)
3章 人間をつくる教育を目指して―もっともだいじな教育は、家庭教育にある(日本人の創造性を、どうやって育てていけばいいのか;物質中心の国から、心の国へ;日本人がだいじにしなければいけない“日本の心”とは ほか)
著者等紹介
井深大[イブカマサル]
1908年栃木県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。在学中に光通信の実験を行い成功。「走るネオン」と名付け特許を取得。「『光電話』の発明」として話題に。パリの博覧会でも優秀発明として金賞を受賞し「国際的栄誉に輝く、天才的発明家」と称される。その後、盛田昭夫とともにソニーを創業。世界的企業へと育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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