内容説明
「彼女は何かを隠している…」新宿の高級キャバクラ「ミスティ」のNo.1、レナのストーカー調査を依頼された神宮寺は、張り込み中、暴漢に襲われる。不審に思いレナにすべてを話すように迫る神宮寺。レナの口から語られたのは―。ストーカー事件は思いも寄らぬ大事件の前触れに過ぎなかった…。「小説 探偵神宮寺三郎」第三弾。神宮寺が新宿を疾駆する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
ノベライズ版8弾?。高級キャバクラのNo1ホステスのストーカー調査に始まる事件簿。闇の世界に生きる蝙蝠が闇を払い明るい空に羽ばたこうとして、その代償を払う本人はいいとして、とばっちりをうけてしまった周りが可哀想なところです。いつものごとく暴力団絡み。今回の神宮寺三郎は完全に調査員で探偵らしい推理とかはなく、非常に物足りない。それも年上相手だからか神宮寺が「僕」と言ったのは笑えた。今泉から見て神宮寺が兄貴分と見ていると書いてあったがどうなんだろうか(今泉の方が2才年上)?両方とも誤植?2018/05/20
リトル・リン
1
過度に盛り上げようとせず、淡々とお話が進みます。私好みで心地良かったです。2019/11/28
クリボー2
0
裏の世界で生きてきた人間が足を洗い、表の世界で生きるには大きな代償を払う必要がある。そんな話。そつなく纏まってるが、盛り上がりに欠ける気がする。誤植だが、一人称「僕」の神宮寺に笑ってしまった。2010/04/17