MORINAGA VINTAGE ARCHIVES―森永製菓ヴィンテージアーカイブズ

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  • サイズ A4判/ページ数 194p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784777054275
  • NDC分類 588.3
  • Cコード C0076

出版社内容情報

明治32年、西暦1899年に、森永太一郎氏が看板を掲げた「森永西洋菓子製造所」。アメリカでの11年に及ぶ洋菓子修行ののち、氏が35歳でスタートしたこの工場が、今日の森永製菓の礎となった。
 この本は、創業から残る当時の写真やパッケージ、太一郎氏の愛用品などのアーカイブを資料室の古いアルバムなどをひとつひとつ紐解き、VINTAGE LIFE編集部が戦後復興までの時代を一旦の区切りとして、まとめさせていただいたものである。
 ラジオも電話もテレビもない、そして洋菓子という概念すらなかった時代をまずイメージいただき、その上で、これから収録された古い紙焼き写真やパッケージ、ポスターなどを見ていくと、森永の広告宣伝やキャンペーンがいかに創造力にあふれていたかということに、衝撃をうける。
 アナログで、人間らしく、活気に満ち溢れ、飛行機が飛ぶだけで、大騒ぎになる時代。印刷物ひとつ、催し物ひとつに人々が熱狂しているのが手にとるようにわかる。
 キャラメルにチョコレート。日本の全国民が食べたことのない味を、森永がどのように広めていったのか。明治、大正、昭和、3度の戦争を乗り越えながら創造され、この時代まで生き残ったアーカイブたちに敬意を払いつつ。
 ひとつひとつのストーリーを、是非ご覧いただきたい。

内容説明

「VINTAGE LIFE」特別編集。貴重写真とデザインで楽しむ稀少な広告、宣伝アーカイブズ。

目次

HISTORY―森永ミルクキャラメル
ADVERTISEMENT―森永ミルクキャラメル広告集
EVENT―キャラメル芸術
HISTORY―森永太一郎の足跡
DESIGN―明治期の販促ポスター
PACKAGE―明治・大正の魅力的パッケージ
OTHER―外商カバン
HISTORY―森永チョコレート
ADVERTISEMENT―森永チョコレート広告集
PHOTOGRAPH―森永キャラメル大将〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

6
森永製菓の創業から戦後復興までの歴史を商品パッケージやポスターなどから見ていく一冊。大判の紙面にカラーで貴重な品々がふんだんに紹介されており、非常に贅沢なつくりをしている。奥付にcontributorとして森永エンゼル財団がクレジットされているように、内容は基本的に森永賛美なのだが、写真類を眺めている分には気にならない。ところで創業者が熱心なキリスト者で、晩年はキリスト教の伝道に熱心だったというのは初耳だ。エンゼルマークもたんなる商標ではなく、彼の思いが込められたものだったという。2018/12/28

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