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大阪市電最後の日々〈下〉

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  • サイズ B5判/ページ数 45p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777053131
  • NDC分類 686.9
  • Cコード C0065

目次

大阪駅前に市電がいたころ
大阪の正面玄関大阪駅前
ミナミ湊町駅前から難波駅前
その他の主要電停
撤退大作戦
車輌の販売
賀線柱、賀線、軌条、敷石、電停、救援車、トラバーサー
市電廃止行事
車輌保存と公開
車輌配転表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

9
この本の著者の総括として、あとがきにもあるように大阪市電廃止を肯定している。やはり戦前から地下鉄を整備してきたからこそ、市内の基幹交通は地下鉄であるべきだと確信していたのだろう。大阪でも市民の市電反対・市電代行バスなどの運行があったが、万博を控え地下鉄網の整備、そして市内になだれ込むモータリゼーション、市電は大阪では「不必要」になった。車両は西日本を中心に譲渡された車両も少なくない。今日では引退した車両もあるが広電では現役。トロコンと前後非対称ドア配置は大阪市電の発明で全国に広まった功績もある。2020/03/27

えすてい

8
京阪東口電停のクモの巣の如く張り巡らされた架線とトロコン。合理性を求める大阪の市民性からか、ポイント交換の人件費削減のためにトロコンは大阪市電が発明したといわれているが、それもモータリゼーションが一気に進むと「景観を損ねる」として邪魔者扱い。また、大阪駅前のスモッグも、悪いのは電車ではなく車の排気ガス。しかし、合理性を求める市民性は赤字垂れ流しの市電の存続を許さなかった。市議会で市電全廃を議決してからさっさと市電全廃。潔いと言われればそうかもしれないが、「行き過ぎた合理性」は弊害もあるのではないか?2020/05/15

1131you

0
車両解体の様子が面白い2023/01/23

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