内容説明
コードネームＺ！ターゲットはアメリカだ！！昔、外国では日本の車は“二流”の扱いを受けていた。そんな時代に、世界に通用するスポーツカーをつくろうと夢見る男たちがいた。後に車ファンに「ミスターＫ」と呼ばれ愛された片山豊さんと、天才デザイナーの松尾良彦さん。名車“フェアレディＺ”の伝説の始まりだ。
目次
プロローグ その名は“Ｚ”
１ Ｚ旗
２ 夢のスポーツカー
３ 邂逅
４ プロジェクトＺ
５ 結実
エピローグ Ｚ転生
著者等紹介
横山アキラ［ヨコヤマアキラ］
１９６５年生まれ。埼玉県出身。『グランドチャンピオン』新人賞に佳作入選後、笠原倫氏のアシスタントを経て、本格的な作家活動に入る。モータースポーツ全般とメカニズムに詳しく、専門誌「Ｔｉｐｏ」にもイラストを不定期に掲載している
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感想・レビュー
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ノビー
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若い頃羨望の的だったフェアレディＺ。Ｚ計画に携わった男たちの開発秘話。2015/12/31
ビシャカナ
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広報がチンドン屋と揶揄された時代に、自動車文化を根付かせるため様々な企画を担った片山豊、一方で社内で浮いて事実上の左遷アメリカ行きになるが、その懐には後がない最後の攻撃を意味するZ旗があった。そして馬力も足りず不評だった日産車をアフターケアの充実で評判を上げて、アメリカ支社の社長となる。やがて売るためではなく自分が乗りたいと思う車をデザインしたい松尾良彦と出会い、プロジェクトZが始まる。そしてアメリカで一番売れたスポーツカー、ダットサン24OZを作り出す。しかし今の日産を思うとどうしてこうなった。2021/06/26
