内容説明
昭和20年8月9日午前零時、暗夜の豪雨雷鳴轟くアムール河を、百六十万のソ連軍狙撃部隊、戦車機械化部隊が渡河、満州全土は占領された。無政府状態の権力の空白に、邦人婦女子はソ連兵の餌食になった。略奪、強制労働、強姦の嵐に、女、子供たちは倒れていった。
著者等紹介
島岡恵吾[シマオカケイゴ]
昭和5年宇治山田市(伊勢市)に生まれる。昭和30年私立名城大学中退。昭和32年名古屋都市計画懸賞論文受賞。昭和33年三重県道路計画懸賞論文受賞。昭和63年三重県土木部公園指導監退職。平成5年小説「わが妻はジャンヌ・ダルク」出版。平成16年詩集「歴史に甦った群像たち」出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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