内容説明
秀忠の剣の指南役を命じられた一刀斎は自らは辞退し、剣の強い兄弟子の善鬼と人格に勝る典膳の二人を推薦した。そこで家康が選んだのは人格者の方であった。怒った弟子は、戦って勝った方に一刀流を継がせるよう、一刀斎に申し入れて、決闘となった。滝壷に追いつめられた典膳に善鬼の剣が振り下ろされた。’04年度日本文学館大賞エンターテイメント部門特別賞作品。
著者等紹介
柴田定[シバタサダム]
’40年唐津市生まれ。住み込みで働きながら中央高等学校(当時は夜間専属校)から’64年愛知大学卒業。CKD入社、企画室を立ち上げ、さらに電子計算機導入に携わる。’95年選択定年して小説を書き始め、’98年から一次公募通過し始め、作品の半分に当たる15編が通過した。’04年日本文学館大賞エンターテイメント部門特別賞受賞。刊行に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 油脂の特性と応用