中世初期における貨幣鋳造権の所在をめぐって

中世初期における貨幣鋳造権の所在をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776502647
  • NDC分類 337.21
  • Cコード C0095

内容説明

皇朝十二銭はなぜ十二銭で終わってしまったのか。貨幣鋳造権をめぐる、公武の対立と駆け引き。兼実・清盛・頼朝の貨幣政策を解き明かす。

目次

第1部 日本における貨幣の誕生(古代日本における貨幣の誕生;皇朝十二銭の発行と流通;王朝の命運と皇朝十二銭)
第2部 初期武家政権と貨幣(無銭貨期;平氏政権の擡頭;平氏政権と宋銭容認政策;頼朝政権の成立と貨幣;宋銭通用停止令はどこまで徹底していたのか;まぼろしの通貨)

著者等紹介

樋口圀彦[ヒグチクニヒコ]
1941年東京生まれ。1965年慶応義塾大学法学部政治学科を卒業し都市銀行に入行。定年退職後、杏林大学大学院国際協力研究科博士前期課程を修了し、現在同大学院博士後期課程に在学中。研究対象は、日本中世政治史、主として鎌倉政権の成立過程について研究している。日本貨幣協会会員
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