出版社内容情報
高い山のてっぺんでくらす、3つのいしころたち。風にふかれ、とおくの山々をながめ、ふもとの羊をかぞえ、いいにおいの草花がそだつのを見てすごしていた。そんな、ある朝……。
「しあわせ」について考える絵本。
【目次】
内容説明
たかいやまのてっぺんでじーっとくらす3つのいしころたち。かぜにふかれ、とおくのやまやまをながめ、ふもとのひつじをかぞえ、いいにおいのくさばながそだつのをみてすごす。それはそれはしあわせないしころぐらしだった。そんなあるあさ、かみなりがゴロゴロとなり、やまのてっぺんにピシャーン!いしころたちはおいだされてしまった。どこにいたって、しあわせないしころぐらしはできるよね?ころがったさきもけっこういいところかも。
著者等紹介
タレック,オリヴィエ[タレック,オリヴィエ] [Tallec,Olivier]
作家、イラストレーター。パリのデュプレ応用美術学校を卒業後、アジア、ブラジル、マダガスカル、チリを旅したのち、広告業界でグラフィックデザイナーとして働く。現在はイラストレーターとして新聞社に勤め、青少年向け書籍やコミック・ストリップを執筆している。パリ在住
いわじょうよしひと[イワジョウヨシヒト]
翻訳家。訳書に産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞した『うみべのまちで』(BL出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
15
どんな状況に置かれても、新しい何かを発見できる。人生面白がったもん勝ち!置かれた場所で咲きなさい的な。〈2025/BL出版〉2025/10/13
snoopymints♪
6
この石ころたち、スライムみたいで可愛い。高い山のてっぺんで、毎日幸せな石ころぐらしを満喫していた3人。平和でゆったりした日々でしたが、山のてっぺんに雷が落ちてしまったのをきっかけに、大切に思っていた居場所から追い出されてしまいます。そして次々と不可抗力によって居場所を失っていくのですが、悲観することなくポジティブな石ころたちに好感がもてます。山のてっぺんから海の底へ。こどもたちに山のてっぺんと海の底どちらで石ころぐらししたいか聞いたら、2人とも海の底でした。私も海かな。魚や海草を眺める癒し生活、いいかも2025/12/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
どんな状況でも、その場を幸せに過ごすのは心持ち次第。2025/11/02
遠い日
5
オリヴィエ・タレックのメッセージ性の強い作品世界です。山の頂の3つの石ころが、さまざまなアクシデントを被りながら、自分たちのいる場所をポジティブに見つめ直していく姿勢。「置かれた場所で咲きなさい」ということばがありますが、まさに自分たちがどこにいようと、周りの風景を楽しみ、心を平らかにして過ごそうとすることが静かに心に沁みてきます。2025/10/20
かはほり
1
居心地の良い場所から突然他の場所へ移動させられてしまっても、ポジティブにとらえる石ころたちが、とても愛おしく思えた。流されていくだけのように見える人もいるかもしれないけど、こういう生き方もあるんだというも知ってほしいな。2025/10/12




