出版社内容情報
摩訶不思議な絵が包み込む、滑稽だけど愛おしいイランの昔話。
お調子もののアフマドの、斧に彫ったちょっとした冗談が、あれよあれよおおごとに。勇士として、戦場へと駆り出されたアフマドと、国の命運はいかに?!
ペルシャ語翻訳家の愛甲恵子さんの軽快な再話と、幻想的な世界観が、国内外で人気を博し注目を集める網代幸介さんの絵で贈ります。
内容説明
アフマドと国の命運はいかに―摩訶不思議な絵がつつこみむ、滑稽だけど愛おしいイランのむかしばなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
本書で、勇士アフマドの話を初めて知りました。 噓から出た実で、こんなに幸せになった人がいるのでしょうか❓ https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail.jsp?shocd=b115982025/02/10
☆よいこ
109
絵本。読み聞かせ8分▽お調子者のアフマドは鍛冶屋に頼んで、斧に「やり一本で300もの敵をたおす勇士アフマド」と彫ってもらう。その斧を持って毎日愛用していたら、みんなが「勇士、勇士」とはやし立ててくる。そのうち村の誰もがアフマドを「勇士アフマド」と呼ぶようになった。勇士の噂をきいた王様が、戦争に行かせるためにアフマドを呼びつける。無理やり戦争に駆り出されたアフマドは何故か大活躍してしまう▽中学生の図書館オリテで読み聞かせして、目標を書かせるきっかけにする。面白い良本。2025.2刊2025/04/09
たまきら
46
ひと打ちで七つ、なグリム童話集の仕立て屋さんの話を思い出しました。でも、こちらの彼はドイツの仕立て屋さんよりもかなり愛されキャラ。読み終わるころにはすっかりこちらもアフマドさま!と称えたい気持ちになりましたよ♡2025/07/23
Toshi
32
読み友さんのご推薦。イランのむかしばなしの絵本。お調子者のアフマド。ほんの冗談がどんどんエスカレートして勇士にまつり上げられる。どうなっちゃうの。なんとも大らかなストーリーに、ちょっと力の抜けたカーペットかモザイクのような絵が良く合っていて、とても楽しい本。それにしても現実世界ではこの4千年以上の歴史を持つ大国を「石器時代にしてやる」と、どこかの猿が吠えている。2026/04/13
ケ・セラ・セラ
30
お調子者のアフマド。シャレでしたことが村から村へと噂が伝わり、ついには王さまの耳に。勇士じゃないって言っているのに、勇士と信じて疑わない王さまに従うしかなくなったアフマド。まずは王女と結婚して、それから戦場へ。えらいこっちゃ、さぁどうなる⁈ ……意図したわけでもないのに上手いこといってしまう、まさかまさかの展開が可笑しく楽しい。人を騙そうと嘘をついたり欲深かったりしたら、こうはいきませんね。イランの昔話を、日本の作家さんによる文と絵で再話。2025/05/06




