出版社内容情報
あるひの よあけ ちかく。もう ミミズクは ねむる じかんです。
けれども ちびミミズクは ねむく ありません。
そーっと すあなを ぬけだし、「たんけんに しゅっぱつ!」と、おひさまの したに とびだしますが……。
内容説明
あるひのよあけちかく。もうミミズクはねむるじかんです。けれどもちびミミズクはねむくありません。そーっとすあなをぬけだし、「たんけんにしゅっぱつ!」おひさまのしたにとびだしますが…。
著者等紹介
ホラチェック,ペトル[ホラチェック,ペトル] [Hor´a〓ek,Petr]
チェコ・プラハ生まれ。美術学校で修行を積み、グラフィックデザイナー、イラストレーター、画家として活躍する。2人の娘からインスピレーションを受け、『The Fly』『Strawberries are Red』『The Greedy Goat』など、子供向けの本も数多く出版している。イギリス在住
いわじょうよしひと[イワジョウヨシヒト]
富山県出身。訳書に産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞した『うみべのまちで』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
140
表紙絵に魅かれて読みました。ミミズクもしかり、色んな動物たちの子供は、こうして一人立ちしていくんでしょうね🦉🦉🦉 https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail.jsp2024/07/04
Mayuko Kamiwada
7
子どもの頃、夜眠らないといけないのは分かっているけど、どんな世界が待っているのだろうとワクワクして眠らずにいたことがある。ちびミミズクもまた明るい時間は眠らないといけないのにその時間の外の世界が気になり、冒険へ出かける。ちびミミズクへ危険がふりかかる度に紙一重でかわしていく。その危険に対し、お母さんミミズクが追っ払っているの様が要所要所で描かれているのが微笑ましかった。一度、経験してみないと言っている意味が分からない。きっとちびミミズクにとっていい経験になったんじゃないかなと思う。2024/09/13
mntmt
5
ママは大変!2024/06/27
遠い日
3
ペトル・ホラチェックの絵が絶品。部分的にコラージュなのかな?美しいです。ミミズクは明るいうちは眠るものですよとお母さんが言っても、ちびミミズクは聞きゃしない。勝手に巣から飛び出して、明るい世界の冒険に出かけました。散々危ない目にあって這々の体で巣に帰る。だから言わんこっっちゃない、のですが、往々にして子どもはこのような失敗から学ぶのでしょう。しんどかったのはお母さん。お疲れさまでした。2024/07/21
mikiron
1
明るい時間にも起きていることにした、ミミズクのこどものお話。明るい時間は色とりどりで楽しいけれど危険もいっぱい。ちびミミズクの表情がかわいい。2024/11/04