感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
68
オーケストラができるまでの絵本。指揮者サイモンがその素晴らしい世界を案内してくれる。まずは、オーディション。バイオリン奏者。その中からコンサートマスターを決める。バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどの弦楽器、トロンボーン、トランペットなどの管楽器などそれぞれの楽器の特徴や付属CDがついており、その楽器のソロを聴くことができる。絵本を読んでいるとオーケストラを生で聴きたくなる。2024/10/04
陽子
30
ロンドン交響楽団の音楽監督、サイモン氏が作った絵本。様々な楽器を実際のオーケストラ曲に当てはめて、紹介してくれている。まずはオーディションという形で楽器を演奏してくれる人を集めるところから始まる。音楽とは物語のようであったり、人間の色々な感情を引き出してくれるものであったりと書いてあるが、まさに。と、思う。私もいつも音楽の中に色々な情景を思い浮かべている。子供の頃、学校に訪れてくれた小さなオーケストラ。初めて生の楽器の音に触れた時、感動して涙が出た。やはり生演奏は最高だ。本中での曲のチョイスはさすが。2024/10/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
ロンドン交響楽団 音楽監督 サー・サイモン・ラトルが紹介してくれる、交響楽団ができるまでと楽曲紹介。まずは絵本を読んで、付属のCD(2枚)を聞きながらじっくり読むと最高の贅沢な時間を過ごせます。 【知らない世界をのぞくー音・色・形・数や言葉から広がる】2022/03/23
遠い日
10
ロンドン交響楽団の指揮者、サイモン・ラトルによるオーケストラの編成を追いながら、実際に演奏された『ボレロ』と『田園』の演奏会までのようすを描く。各パートの選抜、その楽器の音や楽曲が聞けるCDが2枚ついていて、読みながら、聴きながら、学べるようになっている。84人の奏者によるオーケストラ、観客も一体になって演奏会ができていく。早くコロナが終息して、以前のような演奏会が開けるようになればいいなぁ。2020/10/12
けいねこ
6
オーケストラのメンバーを選び、コンサートを開くまでの過程で、それぞれの楽器の特徴や、その特徴の活かされた楽曲を紹介してくれる。時間があれば、巻末の解説を参考に、紹介されている曲を聴きたいところ。CD付き。2020/11/04