内容説明
ねむれないよる。ベッドをそっとぬけだし、ぐねぐねみちをあるいてく。ひかりかがやくふねをもって。いってらっしゃい、ちいさなぼく。
著者等紹介
nakaban[NAKABAN]
1974年広島県生まれ。旅と記憶を主題とし、絵の中を旅するように風景を描く。絵画を中心に、絵本、アニメーション等を制作。音楽家のトウヤマタケオと「ランテルナムジカ」を結成し、音楽と幻燈で全国を旅している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
初読み。nakabanさんは旅と記憶を主題とし、絵の中を旅するように風景を描く方との事。文は少し詩的な感じで、絵がダイナミック。夜と朝の風景の光の加減が印象的でした。2018/09/18
chiaki
32
青と黒の深さと透明感、白が混ざることで醸し出される明るさと不透明感…なんだろう、上手く言葉に出来なくて悔しいけど、ページをめくる度、自然の空気の冷たさや眩しさ、匂い、音、頬を撫でる風を感じる1冊です。「ながめる まちのけしき」から、がらりと見える景色が変わる次のページがとてもいい。「ふくらむ あさ」かぁ…うっとりします♡2020/10/05
ヒラP@ehon.gohon
29
不思議な感覚のイメージストーリーです。 小川に浮かべた小さな船に乗って航行していくうちに、船は次第に大きくなり、華やかになっていきます。 大海原に出て、さらに進んでいくのは、少年の夢そのものです。 希望に満ちて、将来の決意を語る姿が眩しいくらいです。 若さあふれる絵本だと思います。2021/05/27
mntmt
15
ロマンがある。素敵だ!2018/11/22
マツユキ
13
眠れない夜、僕は船を抱え、川へと…。「ふくらむ」の使い方がとても素敵で、良い事を教えてもらいました。2020/08/21
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