内容説明
はじまりは言葉だった。言葉は、神とともにあった。世界はまだ名をもたず、かたちもなく、ただ暗い水におおわれていた。そこで神は「光あれ!」と言った。天地創造にはじまる、神と人間との壮大な物語、聖書。そのなかから、旧約聖書十二篇、新約聖書二十篇をもとに、物語として再構成しています。世界的な絵本作家リスベート・ツヴェルガーによる魅力あふれる聖書物語の決定版。
目次
旧約聖書(天地創造;楽園;カインとアベル;ノアの箱舟;バベルの塔 ほか)
新約聖書(イエスの誕生;占星学者たち;神殿のイエス;最初の弟子;カナの婚礼 ほか)
著者等紹介
ツヴェルガー,リスベート[ツヴェルガー,リスベート] [Zwerger,Lisbeth]
1954年、ウィーン生まれ。ウィーン美術大学に学ぶ。古典メルヘンの挿絵画家として国際的に名高く、世界文学の挿絵もすばらしい。登場人物の造形における繊細で、なおかつ効果的なユーモア、秘密めいたものや魔法に対する嗜好が特徴的。長年の業績に対して国際アンデルセン賞、BIB世界絵本原画展金牌など著名な賞が贈られている
ヤーニッシュ,ハインツ[ヤーニッシュ,ハインツ] [Janisch,Heinz]
1960年、オーストリアのギュッシング生まれ。ウィーンでドイツ文学とジャーナリズムを学ぶ。1982年からオーストリア放送局勤務。編集長としてラジオドラマシリーズ「人間群像」を手がける。大人向けの本のほかに児童文学も多く、子ども向けの作品は25以上の言語で翻訳されている。子どもの詩オーストリア国家賞、オーストリア児童文学賞、ボローニャ・ラガッツィ賞などの賞を贈られている。家族とともにウィーンとブルゲンラントに在住
小森香折[コモリカオリ]
1958年、東京生まれ。ドイツ語教師のかたわら翻訳と創作をはじめる。『ニコルの塔』(BL出版)でちゅうでん児童文学賞大賞と新美南吉児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
けんちゃん
belle
bambooshoots
nyantamaru