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内容説明
はるかむかし、ユーラシアやアフリカ、アメリカでは、どんな文明が栄えていたのだろう?世界のさまざまな地域で、人びとはどんな暮らしを送っていたのか?遺跡や化石を調べることで、何千年、何万年もむかしの世界が現代によみがえる。さあ、写真や地図とともに、“考古学”で古代の世界を探検しよう。
目次
1 過去をよみがえらせる
2 石器時代にさかのぼる
3 シュメールの都市
4 バビロンの空中庭園
5 アッシリアの王妃
6 過去の遺産を保護する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こでまり
10
想像していたのとはちょっと違ったけれど、内容は興味深かったです。アガサ・クリスティの旦那さんが考古学者と言うのは知りませんでした。そう言えば、ポアロの「メソポタミアの殺人」見てたな……あまり覚えてないけど、賢い人の連れ合いはやっぱり賢いんだなと納得。脱線しましたが、内容については遺跡の解説以上にイラン=イラク戦争で破壊&略奪の憂き目にあう貴重な遺跡を如何にして守るかの方が気になりました。考古学者の皆さん、命懸けで歴史を守ろうとしていて頭が下がります。地層の読み方とかもいろいろと勉強になりました。2016/08/17
マーク
4
31 シリーズ6巻を概読。各々の文明に加え、発掘した考古学者にスポットを当てている。①イラク、メソポタミヤ②エジプト 【インド】モヘンジョダロ。ハラッパー人 アジェンダー石窟群 【マヤ】bc1500マヤ人の子孫多数存在 【アフリカ】 グレートジンバブエ 旧ローデシア ジェン・ネジェ ニジェール 【イラク】一番刺激的⁉️ 次のアッカド人の都は未発見! バビロンの空中庭園 ハンムラビ法典 バベルの塔? 【エジプト】 kv-63の発見 【中国】 始皇帝陵の発掘はまだ始まっていない⁉️入り口が見つかっていない 2022/03/12
ききのこ
4
古代エジプトに続き、ナショナルジオグラフィック考古学の探検2冊目。イラクといえば、戦争のイメージしかなく、どんな歴史があるのだろうと思って読みました。 メソポタミア文明はもちろん知っていたけど、イラクの地だったとは…!(無知すぎて恥ずかしい) イラクのというより、もはや世界市民として世界が守っていくべき遺産たち。そのなかで守り抜いてきた人たちに敬服!2021/05/18
エムパンダ
4
図書館の児童書コーナーで借りたが、大人でも十分に読み応えある内容。(翻訳本なので若干表現に難はあり。)エジプト文明ほど知られていないが、高度な技術と文化に彩られたメソポタミア文明の概要がわかる。まだ未発掘の遺跡もあるだろうし、戦争の傷跡も深い。観光で行けないのが残念。2021/01/16
六花
4
図書館本。メソポタミア文明と一口に言っても、実際には興った地域が転々としているのだと再認識した。その膨大な地域を網羅的に解説してくれており、読みながら思いを馳せることができるような本だ。 しかし、そういった解説よりも、発掘調査の歴史や様々な障害についての記事に印象が強く残った。戦争など起こらずに、観光地として栄えていたら・・・と嘆かずにはいられない。一生のうちに、この地を踏むことは叶うのだろうか。 なお、翻訳本ということで文章に少々の違和感と、読みにくさがある。コラム欄の文がぶつ切りなのは気になる。2016/08/01
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