内容説明
クリスマスの日には、にせサンタだらけ。町中が、サンタさんにそっくりな格好をした男の人であふれます。ドア・ボーイのサンタ、トランペット吹きのサンタ、もの売りのサンタ…。おこった本物のサンタさんは、次々とにせサンタのひげをむしりとっていきますが…。ちょっとおこりっぽいけれど、ほんとは優しいサンタさんのお話です。
著者等紹介
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー][Duvoisin,Roger]
1904年スイス、ジュネーヴに生まれる。息子のために絵本を作ったことがきっかけで、子どもの本の世界に入る。優れた作品を次々と発表し、それらは長年にわたって多くの子どもたちから愛されつづけている。1980年6月モリスタウンにて逝去
今江祥智[イマエヨシトモ]
1932年大阪に生まれる。同志社大学文学部英文科卒業。絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など幅広いジャンルで活躍。『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(童心社)で小学館児童出版文化賞を受賞。また数々の功績に対し、2008年エクソンモービル児童文化賞を受賞する
遠藤育枝[エンドウイクエ]
アメリカ・シモンズ大学で児童文学を学び、現在、京都精華大学で児童文学と英語を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
52
クリスマスともなると、あちこちににせもののサンタクロース🎅だらけになってしまうのが我慢ならない本物のサンタクロース。怒ってにせものサンタクロースの付け髭を奪って山のようになったのを奥さんに自慢しようとしたが、、、(笑)2025/10/25
かおりんご
45
読み聞かせ(248)読み聞かせ係さんによる読み聞かせ。にせサンタクロースが増えて、不愉快になるサンタさんの話。この時期にぴったりです。2014/12/12
k sato
35
ニセひげの山を持ち帰って奥さんに叱られるサンタクロース(;´Д`)街中にサンタクロースの衣装を着た人があふれる12月。本家サンタクロースは、けしからんと激オコ。そっくりさんが許せないのです。ニセひげを片っ端からむしりとる本家。物的証拠をそりに乗せ街を練り歩きます。しかし、自宅で奥さんに説教されます。その説教がとてもいい!本家は改心し、ニセひげを箱に詰めそっくりさんへ贈るのでした。世界にたった一人しかいない本家サンタクロース。そっくりさんであっても喜ぶ人が大勢いることも事実。夢や希望の象徴・サンタでした。2024/01/24
かおりんご
31
読み聞かせ(212)出だしが長いのですが、途中からは話がさくさく進みます。サンタを信じている子達なので、偽サンタも受け入れてくれそうです。2016/12/06
momogaga
30
【大人こそ絵本】ニセモノのサンタクロースにも存在意義がある。2024/12/21




