内容説明
ウサギを追って穴に落ちたアリスを待ち受けていたのは、チャシャネコに帽子屋、三月ウサギにハートの女王―世界中で愛されるルイス・キャロルの名作の世界へ、絵本画家リスベート・ツヴェルガーがいざないます。豊かな想像力と繊細な表現力で描き出すのは、発見と驚きに満ちた魅力あふれるワンダーランド。軽快な新訳と共に、新しい冒険の旅へ出発です。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス][Carroll,Lewis]
1832年、イギリスのチェシャ州に生まれる。本名は、チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン。オックスフォード大学卒業後、母校で論理学と数学を教える一方、アマチュア写真家でもあった。多くの著書を残しているが、『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』、そして詩『スナーク狩り』が広く知られている。1898年没
ツヴェルガー,リスベート[ツヴェルガー,リスベート][Zwerger,Lisbeth]
1954年、版画家の娘としてオーストリア・ウィーンに生まれる。美術学校を卒業後、E.T.A.ホフマンの『ふしぎな子』のイラストレーションでデビュー。グリム、アンデルセン、ディケンズなどの世界の名作に、独特の繊細な画風で新たな息吹きを吹きこみ、国際的に高い評価を得ている。BIB世界絵本原画展金牌賞、国際アンデルセン賞など受賞
石井睦美[イシイムツミ]
1957年、神奈川県に生まれる。フェリス女学院大学卒業後、雑誌「ユリイカ」の編集に携わる。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を、翻訳絵本『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。また、駒井れんの筆名で著した『パスカルの恋』は、朝日新人文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
小夜風
まみ
花林糖
けんちゃん