内容説明
すえむすこは、かぞくのみんなからダメなやつといわれ、ばかにされていました。ところが、森でこびとにであって、うんめいがかわります。「おまえはやさしくてしんせつだから、おれいにしあわせにしてやろう」こびとがおしえてくれた木をきると、そこには、からだじゅうのはねが金でできたガチョウがすわっていました。
著者等紹介
ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
1942年、イギリスに生まれる。ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵本作家のブライアン・ワイルドスミスに師事した。1969年『赤ずきん』がドイツの最優秀児童図書に選ばれ、同年、ボローニャ国際児童図書展にてグラフィック賞受賞
福本友美子[フクモトユミコ]
慶應義塾大学卒業。公立図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masa@レビューお休み中
97
『金のガチョウ』には、ある家族がでてきます。その家にはお父さんとお母さんの間に、3人の息子がいました。長男と次男が木を切りに行くのですが、なぜか2人ともトラブルに遭って木を切ることができません。そこで最後に末っ子の息子がでていくのですが…。いやぁ~、もうなんといえばいいのかわからないです。なんとなく言いたいことはわかるんですよ。でも、なぜあのラストにもっていく必要があったのか。そして、なぜなぜ金のガチョウでなければいけなかったのか…。寓話って考えてもわからないことが多くて深いですよね。2014/11/01
ume 改め saryo
22
小さい頃、夢中で読んだ覚えがありました(^^) 今読み返してみると、簡単なお話ですね(笑)(^^) もうちょっと、あんなことやこんなことがあるイメージだったので、ちょっぴり残念(^^) 絵は暖色系の好きな色彩です(^^)/2014/03/20
しぃ
21
去年の発表会で次女がやったやつ。かなり省いていたので、最初はこんな話だっけ?という感じ。昔話って、覚えてるのが一部分だからか、大きくなって読むと新鮮です。2018/06/28
遠い日
18
グリムのお話。寓話では、幸せになるのはいつも3番目の息子や娘。そして、幸せになるまでの段階を踏んでいく試練にどきどき。金のガチョウがもたらした騒動は人の心をためすため。そして、3番目の息子の幸せを保障するもの。2016/03/15
たまきら
18
ほんわかした絵でにっこり。このおはなし、好きなんです。オタマさんも笑いながら聞いていました。「ああっくっついちゃった!」がしばらく流行りそうです。2015/12/22