内容説明
「あれっ、へんだぞ」あらしのあと、そらをみあげるとしろいにじがでています。いろのないにじです。「たいへんだ!」エルマーはおもいました。「ぼくのいろをわけてあげよう」。
著者等紹介
マッキー,デビッド[マッキー,デビッド][McKee,David]
1935年イギリス南デボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画の仕事を始め、卒業後には雑誌「パンチ」や新聞などに絵を描く。1964年に初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作『ぞうのエルマー』は、20か国以上で出版されている。また絵本のほかに、アニメーションの制作などにも取り組んでいる。南フランス・ニース在住
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年にイギリスに渡り、数年後より絵本を作り始めた。ハーウィン・オラム氏とのコンビでつくった『ぼくはおこった』(評論社)でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を受賞。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山田太郎
37
お父さんはいまいちピンとこないこのシリーズですが、娘はお気に入りの様子。色あげるというのはいいです。2015/11/06
たーちゃん
20
虹の端っこってたしかに滝かも!!息子は最後のパッチワーク柄の虹を見て「エルマーと一緒だー」と言っていました。2022/02/08
ゆるり
13
「いくらあげても、ぜんぜんへらないものってあるんだよ。たとえばしあわせとか、やさしさとか、それからぼくのいろとかね」…というエルマーのセリフがいいね! ラストのページ、パッチワークの虹も、微笑ましいです。2020/07/11
HNYYS
8
図書館本。デビッド・マッキーらしい優しさが伝わってきました。惜しみ無く与えられるような人物になれるように日々を過ごしたいと思いました。2020/05/30
kazu_tea
7
色のない虹に自分の色を分けてあげようと虹の端っこを探すエルマーのお話。エルマーならではの発想だな〜。「いくら あげても ぜんぜん へらないものってあるんだよ。たとえば、しあわせとか、やさしさとか ・・・」と語るエルマーが素敵だなって思いました。2011/08/13