内容説明
あるこっとうひん店のウインドウに、高価で貴重なお人形がいました。とても美しいアンティークドールでしたが、朝から晩までためいきばかりついています。それは…。孤独なお人形が、自分を心から好きになってくれる誰かに会うまでを描いた良作。デュボアザン夫妻がおくる幸せになったお人形の物語。お人形用のミニ絵本つき。
著者等紹介
ファティオ,ルイーズ[ファティオ,ルイーズ][Fatio,Louise]
1904年スイス、ローザンヌに生まれる。ジュネーヴの女子大を卒業後、ロジャー・デュボアザンと結婚。その後、夫とともにアメリカに移住。童話作家として、夫妻コンビで『ごきげんならいおん』(福音館書店)、『ペンギンのヘクター』(童話館出版)などの作品を生み出した
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー][Duvoisin,Roger]
1904年スイス、ジュネーヴに生まれる。息子のために絵本を作ったことがきっかけで、子どもの本の世界に入る。優れた作品を次々と発表し、それらは長年にわたって多くの子どもたちから愛されつづけている。1980年6月モリスタウンにて逝去
江國香織[エクニカオリ]
1964年、東京に生まれる。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など、受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
gtn
みずたま
いっちゃん
紅生姜