内容説明
元気でいてほしい。しあわせでいてほしい。あした知らない町で目をさましても。いつか、いろんなことをわすれてしまっても。あたたかな気持ちを届ける、三つの話のオムニバス。第6回・ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。
著者等紹介
安藤由希[アンドウユキ]
1969年、東京都生まれ。のち、秋田で育つ。日本大学文理学部卒業。会社員として生活する傍ら、児童文学創作を志す。「世界のはじまるところ」で第二回中部電力児童文学賞を受賞。東京都豊島区在住
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年、東京都生まれ。小学館絵画賞、講談社出版文化賞さし絵賞などを受賞。神奈川県鎌倉市在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
2
ちゅうでん児童文学賞の大賞受賞作だそうです。 3篇の短編作の中で、成長期の児童が生き生きと描かれていました。 家族、友人、異性…、きっとさまざまなカテゴリーに真摯に受答えできる時代なのです。 成長期に想像するようなキスではないのですが、それぞれの作品にキスという行為が、人間関係の重要なキーワードとして描かれています。 大人と若干距離感を置いた視点で語られているので、むしろ大人が読んだ方が良いのかもしれません。 2014/06/14
つぐたん
1
思春期にまわりの反応を考えず、好きなものを好きっていうのは結構勇気がいるよなと思った。2009/09/26
チサト
0
ほんわり、ゆるりとした気持ち。人の温かさを思い出します。
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