出版社内容情報
のねずみタイニィは、お姉さんのケイティを誘って麦畑にでかけました。ところが遊んでいるうちに、ケイティと離ればなれになってしまい……。温かみのある木版画が魅力の絵本。
著者等紹介
ウォーデル,マーティン[ウォーデル,マーティン][Waddell,Martin]
北アイルランドのニューキャッスルで育ち、のちロンドンへ。こども時代の夢は、サッカーの選手になること。15歳で学校を卒業後、さまざまな職業を経て、コメディ・スリラーのOtleyを発表。映画化される。これを機に故郷のアイルランドに帰り、作家活動に入る。現在Martin Waddellの名前で90冊以上を出版、現在もっとも活躍している児童文学作家のひとりである。また、キャサリン・セフトンのペンネームでも作品がある
ローレンス,ジョン[ローレンス,ジョン][Lawrence,John]
英国のヘイスティングス生まれ。ヘイスティングス美術学校で学び、のち兵役へ。軍務のほとんどを西アフリカで過ごしたのち、二年後に美術工芸学校でイラストレーションを学ぶ。現在イラストレーター、木版画家として、100冊以上の作品がある
いしいむつみ[イシイムツミ]
神奈川県生まれ。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
19
(図書館本)姉のケイティと大冒険するほのぼの可愛いお話。ジョン・ローレンスの版画が美しく素敵です。お目々パッチリとっても可愛らしい。(購入)2015/07/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
ねえさんのケイティと冒険にでたタイニィ。初めて見るものばかりでワクワクするのが伝わってくる。ただ…農家としては住みつかれたら困るんです!と現実に戻ってしまいました(笑)2019/05/27
kazu_tea
9
版画の絵が美しく可愛らしい。初めて見る物にオドオドとしたタイニィと優しく接する姉のケイティの様子が微笑ましいです。2015/02/04
いっちゃん
8
確かにこれは、大冒険。ブーツのおうちごっこが羨ましかった。版画がとても良い味を出しています2014/10/13
憩子
2
行きて帰りしお話。でも私は怖い目に合うんじゃないかとタイニィよりドキドキ!2019/06/05