出版社内容情報
現在の憲法学説の到達点を示し、それが現在社会のアクチュアルな問題にどのように対処しうるかを示す論点解説集。SNSの普及による民主政の変容、GAFAなどの社会的権力の伸長と私人間効力、社会保障費の削減と生存権といった、課題として突きつけられている現実の問題に対しての憲法学説からの回答を用意する内容であり、各テーマの冒頭に設問を用意し、これにいかに回答できるか、といった共通フォーマットで構成する演習書でもある。
内容説明
あらゆる現実的な諸課題と判例・理論が交錯する、「憲法学の現在地」を明らかにしよう。
目次
総論(国民主権;国家目標と国家目標規定;立憲主義 ほか)
人権(法令の合憲性審査の思考様式;人権の国際的保障;人権保障と制度 ほか)
統治(代表観念;選挙制度;政党の位置づけ ほか)
著者等紹介
山本龍彦[ヤマモトタツヒコ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1999年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2005年、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。2007年、博士(法学・慶應義塾大学)。2014年~2015年、司法試験考査委員
横大道聡[ヨコダイドウサトシ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。2002年、青山学院大学法学部卒業。2007年、慶應義塾大学院法学研究科博士課程単位取得退学。2011年、博士(法学・慶應義塾大学)。2016年~2020年、司法試験予備試験考査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 【デジタル限定】相楽伊織 写真集 『 …
-
- 和書
- ツバメのせかい