人は、なぜ他人を許せないのか? (新版)

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

人は、なぜ他人を許せないのか? (新版)

  • 中野 信子【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • アスコム(2024/06発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年11月06日 15時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A6判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784776213543
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0030

出版社内容情報

◎ベストセラー、待望の文庫化!
◎この本から「正義中毒」への問題提起が広まりました
◎「怒りに振り回されることが減った」「脳の仕組みから克服のヒントまでわかりやすい」「気持ちが楽になった」など、大反響!

誹謗中傷、炎上、不倫叩き、不謹慎狩り、ハラスメント…
「間違っている人を徹底的に罰しなければならない」
「自分と異なる意見は悪である」
世の中に渦巻く「許せない」感情の暴走は、
脳の構造が引き起こしていた!

人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人など、
わかりやすい攻撃対象を見つけ、
罰することに快感を覚えるようにできています。

この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなり、
罰する対象を常に探し求め、
決して人を許せないようになってしまいます。

著者は、この状態を正義に溺れてしまった中毒状態、
「正義中毒」と呼んでいます。
これは、脳に備わっている仕組みであるため、
誰しもが陥ってしまう可能性があるのです。

他人の過ちを糾弾し、
ひとときの快楽を得られたとしても、
日々誰かの言動にイライラし、
必要以上の怒りや憎しみを感じながら生きるのは、
苦しいことです。

また、軽い気持ちで発信したことが
誰かの心を深く傷つけ、
取り返しのつかない結果を
招いてしまうという悲しい事象は、
数えきれないほど起きています。

本書では、「人を許せない」という感情が
どのように生まれるのか、
その発露の仕組みを
脳科学の観点から紐解いていきます。

「なぜ私は、私の脳は、許せないと思ってしまうのか」を
知ることにより、自分や自分と異なる他者を理解し、
心穏やかに生きるヒントを探っていきます。

※本書は2020 年1 月に弊社より刊行された『人は、なぜ他人を許せないのか?』を改題し、加筆修正したものです。

内容説明

他人への不満、憎しみ、怒りを手放すには―最新科学が教えてくれる感情に振り回されないためのヒント。ベストセラー待望の文庫化!

目次

第1章 ネット時代の「正義」―他人をつるし上げる悦び(SNSが隠れていた争いを「見える化」した;著名人にとってSNSは諸刃の剣 ほか)
第2章 日本社会の特殊性と「正義」の関係(愚かさの基準は国によって異なる;日本は「優秀な愚か者」の国 ほか)
第3章 なぜ、人は人を許せなくなってしまうのか(人間の脳は、対立するようにできている;人は、なぜいとも簡単に他人を憎むのか ほか)
第4章 「正義中毒」から自分を解放する(「許せない」をコントロールし、穏やかに生きるには;「なぜ、許せないのか?」を客観的に考える ほか)

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所に博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。現在、東日本国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

44
脳に備わっている仕組み、正義中毒に陥るな。以下メモ。人の脳は裏切りや社会のルールから外れた人などわかりやすい攻撃対象を見つけ、罰する、自分の主張こそ正義なのだと考えるように仕向けられてしまう。炎上ビジネスに踊らされる正義中毒者たち。学校では破壊的な天才児だった。人間は集団で生きることに非常に長けた生物。ネット社会は確証バイアスを増やす。昔は良かった、は脳の衰えのサイン。脳のピークを迎える30歳から、この厚さをどうキープするか、脳は経験で進化できる。絶対に読まない本、関心のない本を手に取る。2025/05/24

タルシル📖ヨムノスキー

29
コロナ禍の自粛警察、有名人への誹謗中傷、etc。なんでこんなギスギスした世の中になったんだろう。それもこれもSNSのせい。なんて乱暴な結論は誰でも思いつくけれど、敵を見つけて攻撃し、自分と、自分が属するコミュニティを守るという意識は人間の本能みたいなもの。そもそも人の脳はわかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできているとか。著者はこれを「正義中毒」と称しています。この正義中毒に陥らないために我々ができることとは?対処法はありきたりといえばありきたりですが、だからこそ実践は難しい。2025/04/22

よっしー

17
他人に「正義の鉄槌」を加えると快楽物質であるドーパミンが放出されるとのこと。現代は正義中毒に侵された人々で溢れている。SNSの匿名性が正義中毒を助長しているという考察は正にその通りだと思う。そもそも芸能人や政治家は優等生であり、清廉潔白な人物であるという「一貫性」の追及は止めるべき。自分も含めて人間というものは不完全なものであり、永遠に完成しないことを意識すること。そう考えれば心に余裕が生まれ、自己肯定感が向上し、他人の考えを受け入れることもできるはず。正義中毒からの解放が我々現代人の大きな課題だろう。2025/10/28

うずら

14
普段読まない3類本を読もう祭りの第2弾 そもそも他者、自分自身にも一貫性を求めること自体不可能である!人間である以上矛盾があるのは当たり前 そうだそうだその通り!!個人攻撃をしてほんのひと時痛快になったところで何も変わらないしどうでもいいこと 読んですごいスッキリ爽快感 普段と違うことをするのは楽しい2025/06/16

ただぞぅ

12
人の脳は裏切りや社会的ルールから外れた人に対し攻撃し罰することに快感を覚える仕組みになっている。なぜ他人の不倫騒動でさえも“許せない”感情や“憤り”が湧くのか?と疑問だったが少し腑に落ちた。自分と異なるものを悪とし正義を振りかざす度が過ぎると「正義中毒」に陥ってしまう。正義の主張により快楽を知りながらも相手を許せない気持ちが結局自らを苦しめてしまう。自分の正義は他人にとっては悪。人間である以上自分にも他人にも「一貫性」を求めたりしないこと、常に自分を客観視する「メタ認知」能力を育むことが大切だと感じた。2025/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21993533
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品