目次
現代人の生き方と精神構造
1 哲学の実践―基礎概念(生きることの価値;愛と価値と;現代の人間観;人間の類型―哲学的人間学の立場より;共同存在の問題;ヨーロッパ精神史における対話の役割;現代の精神的状況;世界観と哲学;現代のニヒリズム;現代の状況と人間関係)
2 実践の主体(生存の本来性;ニーチェの超人思想について;キェルケゴールと可能性;私の実存理解;劇的なもの―演技について;実存の「演技」について;実存における固定と安定;今について)
3 現代倫理学(人間に於ける知性と徳性;道徳哲学の方向―良心、自由、人格;実存の可能性―カントとの対決;実存主義の倫理学)