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内容説明
ある日、突然、夫が倒れた―。辛く壮絶な介護生活が続くけれど人生で大切なこともたくさん見つけた。読むと、勇気と希望がわいてくる夫婦愛の物語。
目次
第1章 理不尽な運命も受け入れる
第2章 本当に辛いのは、私ではなく夫
第3章 自分にできることと、できないことがある
第4章 夫のために、まず私が幸せになる
第5章 笑って過ごせる時間はつくれる
第6章 二人だからこれからも楽しい
著者等紹介
川村隆枝[カワムラタカエ]
1949年、島根県出雲市生まれ。東京女子医科大学卒。同医大産婦人科医局入局。1974年に夫の郷里の岩手医科大学麻酔学教室入局、同医大付属循環器医療センター麻酔科准教授。2005年から(独法)国立病院機構仙台医療センター麻酔科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
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貴重な体験記。医師である著者が夫の介護について書いている。夫婦ともに医師だったので、経済的には恵まれた立場にある。しかし、介護の難しさは変わらない。夫は脳出血で倒れて、体が不自由になった。排泄などのデリケートな問題、自宅介護の難しさ、リハビリ時の理学療法士との相性など、当事者でなければ分からないことがきちんと書きこまれている。夫が医師だった時に救えなかった人たちのことを思い出し、苦しむところでは涙が出そうになった。介護する側が、介護にのめり込みすぎないで、気分転換をするというアドバイスが一番役に立つ。2018/08/30