内容説明
誰の、どのような人生にも必ず意味はあります。そして、あなただけの「生きる意味」を探すことで、明日からの日々を幸せに生きられるようになります。このノートには、患者さんたちが教えてくれた「人生の意味が見つかる質問」をおさめました。少しの時間でも構いません。あなたの人生をふり返ってみてください。
目次
第1章 人生の意味を探すことで、人は強く優しくなれる(人生の意味を探すだけで、人は幸せになれる;やり残した後悔は、人にゆだねることで消えていく;この世を去ったあとも、あなたの思いは残り続ける;どんな過ちも「これでよい」と許せる日が来る)
第2章 平凡な人生はなく、価値のない人もいない(これまでの選択が、あなたを最良の場所へ導いている;死を前にすると、人生の素晴らしさがわかる;残された時間があと一年なら、あなたは何を望むのか;たとえ報われなくても、努力をしたという事実は残る;人生の終わりを考えたとき、「どう生きるか」が見えてくる)
第3章 死を前にしても、笑顔で過ごすために(人は悩み、苦しむほど成熟していく;他者の幸福を望むと、心に「支え」と「希望」が生まれる;大切な人を失っても、思い出があなたを支え続ける;無力な自分だからこそ、人と支えあえる)
第4章 今日一日を大切に過ごすことで、人生は変わっていく(本当に大切なものは、あなたのすぐそばにある;「遠慮しすぎ」も「我慢のしすぎ」も、もうやめる;悩みや苦しみは、一人で抱えない。亡くなった家族に「相談」を;未来に思いをはせる自由は、すべての人に与えられている)
著者等紹介
小澤竹俊[オザワタケトシ]
1963年東京生まれ。87年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。91年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、94年より横浜甦生病院ホスピス病棟に務め、病棟長となる。2006年めぐみ在宅クリニックを開院。これまでに2800人以上の患者さんを看取ってきた。医療者や介護士の人材育成のために、2015年に一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立。一人でも多くの人が、生きてきてよかったと思える最期を迎えられるよう、力を尽くしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とろこ
Natsuko
Artemis
かわうそ
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン