内容説明
世界各国から講演のオファーが絶えないシスターがやさしく説く幸せの見つけ方。読むだけで心がラクになる31の秘けつ。
目次
第1章 かけがえのない自分自身を大事にする(ありのままの自分を愛する;よいこと探しの紙 ほか)
第2章 不安や怒りとうまく付き合う(不幸には必ず意味がある;聖なるあきらめ ほか)
第3章 私たちが本当に望むこととは(思い込みが自分自身をしばりつける;小さいことに忠実な人は、大きいことにも忠実 ほか)
第4章 悩みが尽きない人間関係をよくする(苦手な人への無言の害;大事なことの伝え方 ほか)
著者等紹介
鈴木秀子[スズキヒデコ]
東京大学人文科学研究科博士課程修了。文学博士。フランス、イタリアに留学。スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心女子大学キリスト教文化研究所研究員・聖心会会員。日本にはじめてエニアグラムを紹介。全国および海外からの招聘、要望に応えて、「人生の意味」を聴衆とともに考える講演会、ワークショップで、さまざまな指導に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本詠み人
33
鈴木秀子さんはエニアグラムの著作を昔読んだことがあったが、タイトルに押され手に取った。キリスト教の精神が根底にありアチコチに聖書の言葉が引用されているが、穏やかな文章は素直に心に沁みた。中でも“苦手な人への無言の害”と“聖なるあきらめ”が心に残った。“1ミリの歩み”を胸にしっかり留め置きたく、これからも折に触れて再読したい…そんな本だった✨2023/01/26
megumiahuru
32
真面目で向上心があるばかりに目標を高く掲げ、自己嫌悪に陥っている人には、とてもよいアドバイスがいっぱいの本でした。シスターの書かれた本ですが、キリスト教的というよりは、カウンセリングの「自己受容」の考えに近いかも。「50%できたら感謝」「聖なるあきらめ」「1ミリの成功体験を」等々…。ちょっとした心の持ち方なのでしょうが、それだけ世の中がネガティブなメッセージに満ちているのかもしれませんね。 2014/07/03
カニ
15
名曲「22才の別れ」の歌詞と同じタイトルに魅かれ読んでみました(笑)『聖なるあきらめ』『おまけの1mmメッセージ』・・・優しい気持ちになります♪2016/06/09
なつ
14
『人間という「宝石箱」の中には必ず宝石が入っているもの。それはこの世に一つしかない宝石。もっと好きになりましょう。どこにも売られておらず、誰かと同じことは決してない。それを更に磨くことができるのは、あなたしかいない』『災難は、悪く考え、悪く行動する者より来たる』『神は、よく笑う人間を好む』『「喜び」とは「安全なこと」』『祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる』『話しかけるということは「あなたのことを気にかけていますよ」という温かい「承認のメッセージ」』あぁほっこり~2020/01/18
シナモン
8
「聖なるあきらめ」。なるほどです。無理なときは手放すことって大切。2015/05/24
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- 和書
- 比較文学研究 〈55〉