内容説明
事件はどうぶつ病院&どうぶつ園で起きていた…!?どうぶつってこんなにかわいい。そして怖い…でも面白い。コミックエッセイ。
目次
第1章 動物病院の事件簿(ネコの脚はボルトより速い!;焼き鳥好きのポメラニアン ほか)
第2章 動物園での治療と飼育(動物園の獣医はやることが多すぎ!;助かる動物、助からない動物 ほか)
第3章 動物園勤務は命がけ!?(命がけの爪切り;一番痛かった思い出… ほか)
第4章 動物を育て、動物に育てられ…(動物のママになるための条件;動物の子供から、想定外の攻撃 ほか)
第5章 地球環境と生態系の未来(ペンギン会議;両生類の箱船計画 ほか)
著者等紹介
北澤功[キタザワイサオ]
長野県生まれ。酪農学園大学獣医学科卒業。茶臼山動物園と城山動物園勤務を経て、現在は東京都大田区の五十三次どうぶつ病院院長
ユカクマ[ユカクマ]
本名・熊谷由佳。デザイン、イラストなどの活動を行うほか、愛玩動物飼養管理士1級を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
64
《図書館》爆笑はしなかったけれど、面白かった。動物病院でのエピソードだけが描かれてるのかと思ったら、動物の生態についてなどちょっとした豆知識なんかも書いてあり尚GOOD!シマウマはずっと寝転んでいると死んじゃうなんて知らなかった~。2016/12/13
糜竺(びじく)
42
原案の北澤功氏は町の病院で主にペットを診ている獣医さんで、以前は動物園で獣医をしていた方です。動物病院、動物園での色んなエピソードが載せられているコミックエッセイです。動物病院や動物園での裏側や、色んな動物に関する豆知識も知れて、面白く読めました。猫は100Mを7秒代で走る事、ハムスターは夜行性で毎晩20km 近く走る事、毛を取る為に品質改良された羊は毛が抜け変わらずカットしないと死んでしまう事、カラスで白く生まれた子供は巣から落とされる事、ハダカデバネズミは子供を盾に敵を撃退する事、など色々知れました。2017/03/30
Ririka
33
コミックエッセイなので、とても読みやすく、分かり易かったです。作者の動物に対する優しさが、ほんわかしてて、またその周りの病院と、前の動物園の仲間の方達もとても前向きに携わって世話をされてるのに感動しました。色々動物の本を読んできたつもりですが、ここでは初の驚きや、言葉や、環境問題にもしっかり触れられてて、今更ながら動物にも、理由があっていろんな行動を起こしているんだなぁって、そして好きな動物以外に気になる動物がいたら興味をもつことが動物との共存に繋がる第一歩かもしれませんね。としめられてました。2014/01/04
ユウユウ
27
動物の大変さ、面白さ、すごさを一番まじかで感じる獣医さんのお話。獣医漫画は何個かあるけれどこれはより一層ノンフィクションですね。基本は面白い話が多いけれど、考えさせられる話も。こういう人達が動物とか自然界とかと、人間社会を繋ごうと努力されているのですね。2019/10/27
anne@灯れ松明の火
21
図書館検索機で、「コミックエッセイ」と入れてみて、ヒットしたもの。ちょうど佐々木倫子さんの『動物のお医者さん』を読んでいたので、借りてみた。「爆笑!」というのはかなり違う。「へ~、そうなんだ!」とか「驚きの」とかの方がしっくりくる。動物園の獣医の経験がある開業医さんのレポート。言葉の通じない動物を相手にするのは本当に大変なんだろうなあと思った。皆さん一生懸命で、素晴らしい! (動物が怖い私は、本で読むだけで十分だけど^^;)2014/09/11