近世朝廷社会と地下官人

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  • サイズ A5判/ページ数 319,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034333
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

朝廷儀式の参仕および儀式調度品の調進を行なった下級官人の集団=地下官人。いまだ近世朝廷の中に位置付けられていない地下官人について、組織と構造的展開を探る。また、身分的特質や堂上公家との関わりにも迫り、その存在形態を浮き彫りにする。近世京都の都市史や文化史、畿内の村落史研究のほか、天皇・朝廷研究においても新機軸の研究成果。

内容説明

朝廷に仕えた下級官人の集団=地下官人。組織と構造的展開、身分的特質や堂上公家との関わりなど、地下官人の実態に迫る。近世京都の都市史、文化史、畿内の村落史研究や、天皇・朝廷研究においても新機軸の研究成果。

目次

研究史整理と課題設定
第1部 近世地下官人の組織と制度(近世地下官人組織の成立;近世地下官人組織と、「地下官人之棟梁」;近世地下官人と収入―知行と下行)
第2部 近世地下官人の存在形態と身分的特質(地方官人化する百姓・町人たちとその身分的特質;近世の駕輿丁;近世地下官人も養子相続)
第3部 近世堂上公家と地下官人の関わり(堂上公家雑掌の地下官人;近世堂上公家と地下官人の家礼関係)

著者等紹介

西村慎太郎[ニシムラシンタロウ]
1974年東京都青梅市に生まれる。2004年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、日本学術振興会特別研究員、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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