内容説明
トレーダーの視点から債券・国債・JGB先物の仕組みと市場構造について分かりやすく解説。経験者だからこそ語れるトレードで生き残るためのコツとJGB先物の激動の歴史を惜しみなく紹介。改訂版では東京証券取引所の取引システム変更にあわせて、変動値幅の仕組みについて解説をした。また、ギリシャ危機、日本銀行の包括緩和策、東日本大震災、欧州債務危機で、JGB先物がどのように変動したかについて補充をした。
目次
第1章 JGB先物の魅力
第2章 債券の基礎知識(債券とは;債券市場と短期金融市場;債券価格の変動要因)
第3章 国債の基礎知識(国債の発行;現物市場)
第4章 JGB先物の仕組み(JGB先物とは;取引所取引;決済と証拠金;JGB先物プレーヤー)
第5章 JGB先物市場を知る(ディーラーの1日;JGB先物のデイトレード;JGB先物市場の歴史)
付録(JGB先物オプション;海外の債券先物)
著者等紹介
久保田博幸[クボタヒロユキ]
慶応義塾大学法学部卒業後、国内の証券会社に入社。1986年から14年間以上にわたり、債券現物・先物のディーリングを担当する。債券市場のホームページの草分け「債券ディーリングルーム」を開設。また、幸田真音著『日本国債』(講談社)の登場人物のモデルとなる。専門は日本の債券市場の分析。特に日本国債の動向や日銀の金融政策に詳しい。金融アナリストとしてQUICKなどにコラムやレポートを配信。また「牛さん熊さんの本日の債券」というメルマガを配信。日本アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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