内容説明
ミドルクラスの給料で億万長者になる方法!多くのファイナンシャルアドバイザーやウォール街が知られたくないと思っている秘密がある。それは、ファイナンスの学術論文によれば、シンプルな戦略を用いれば、多くの投資のプロを打ち負かすことができるというものだ。人気の銘柄や勝てる投資信託を探す必要はない。投資に関するニュースや経済のトレンドや市場の騰落に注意を払う必要もない。ノーベル経済学賞を受賞した者たちが長年にわたって、そう言ってきた。ウォーレン・バフェットも同じ意見である。そのすべてをアンドリュー・ハラムが本書で生き生きと描き出している。ハラムは、忍耐力のあるミドルクラスの賃金労働者がどうすれば100万ドルの投資ポートフォリオを築けるかを明快かつユーモラスに、投資知識がない人にも分かるように説明している。適度で責任のある支出をし、効果的に投資をすることで、引退後も心配のない財力を築くことができる。そのことを、本書は明確に示してくれている。
目次
ルール1 お金持ちになるようにお金を使え
ルール2 投資の最も偉大な味方を利用する
ルール3 少額の手数料の積み重ねが大きな打撃となる
ルール4 鏡のなかの敵(あなた自身)を制圧せよ
ルール5 信頼できるポートフォリオでお金の山を築く
ルール6 インデックス運用の「世界一周旅行券」のサンプル
ルール7 独力で投資する必要はない
ルール8 コソ泥の作戦をのぞき見る
ルール9 誘惑を払いのけろ
著者等紹介
ハラム,アンドリュー[ハラム,アンドリュー] [Hallam,Andrew]
高校で個人金融と英語の教師を務めていた。ザ・グローブ・アンド・メールとアメリカの投資会社アセットビルダー向けに投資に関するコラムを書き、カナディアン・ビジネス誌のコラムニストでもある。記事は、マネーセンス、リーダーズ・ダイジェスト、パーソナル・マネー、マレーシアのサン・デイリーやラゥチュアリテなどでも読むことができる。ハラムと妻ペレはデジタルノマドである。彼は世界中でお金や投資に関する講演を行っている。彼らは地球上の秘境を探検することが大好きだが、寒い冬は避けている
長岡半太郎[ナガオカハンタロウ]
放送大学教養学部卒。放送大学大学院文化科学研究科(情報学)修了・修士(学術)。日米の銀行、CTA、ヘッジファンドなどを経て、現在は中堅運用会社勤務。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
藤原玄[フジワラゲン]
1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。情報提供会社、米国の投資顧問会社在日連絡員を経て、現在、独立系投資会社に勤務。業務のかたわら、投資をはじめとするさまざまな分野の翻訳を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。